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豊洲市場の「鮨文」 塩対応でも腕は確かな店 混雑・待ち時間は普通程度

豊洲市場の鮨文(すしぶん)は、何と創業が江戸時代!  にも関わらず、塩対応という口コミもあります。どういうことでしょうか? 鮨文に実際に訪ねて秘密を探ってみました。

混雑・待ち時間のポイント:鮨文は、老舗ですが行列は20人くらいで収まります。平日土曜とも11時までの来店がおすすめです。14時LOですが早まる日も。詳細は記事内。

全店の混雑・待ち時間・味・メニューを比較するならこちらの記事

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目次

豊洲市場で知っておきたいこと

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  • 日曜日は休み。水曜も休みが多い豊洲市場 行ったら休みだった(´ー`)
  • 朝5時開場。開店時間はまちまち。13時以降徐々に閉店し、15時には閑散。
  • 予算は1店平均3千円。2千円以下の店もあり。クレカ不可多い。
  • 豊洲市場の飲食店は35店(青果棟除く)。
  • ゆりかもめの市場前駅から見て右手の、メインの水産仲卸売場棟3階に22店。高級店が多い管理施設棟の3階に13店舗。

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鮨文(ぶん)の混雑、待ち時間

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平日は午前11時までに

平日の鮨文の混雑状況(行列)を、開幕週に2回測定した数値です。平日は朝11時までの到着がおすすめです。14時ラストオーダーですが、多少早まる日があるそうです。

  • 平日午前10時半 3~4名
  • 平日午前11時 12〜14名
  • 平日午前11時半 16~27名

土曜日はLOが早まりそう

土曜日の鮨文の混雑状況(行列)を、20日(土)に測定した数値です。土曜日は10時頃までの到着がおすすめです。客数は多いので、13時台にLOとなる可能性が高いです。

  • 土曜午前10時半 21名
  • 土曜午前11時半 22名
  • 土曜午前12時半 25名 

豊洲市場 鮨文のメニュー

豊洲市場 鮨文のメニュー

メニューは、カラー用紙に手書きで、マグネットで留めてあります。飾らないのが、鮨文流です。

  • おまかせコース 4200円
  • ちらし丼 4500円
  • 上鮨 3300円
  • 天然まぐろ鉄火丼 3300円
  • 刺身と鮨のセット 5000円
  • おさしみ盛り合わせ3500円

鮨文のおすすめネタはアナゴとされています。おまかせコースのみの提供のようです。

豊洲市場 鮨文の内観

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豊洲市場の鮨文は、カウンターのみで14席

14人の定員に対し、職人さんは2人だけ! そのため、鮨文では、カウンター越しに1個1個寿司を出すことはなく、握りたてをお皿での提供です。また、醤油はお客が自分でつける仕組みで、効率化が図られています。

それでも7人分を1人で握るのは大変で、あまりたくさんは話しかけづらいかも知れません。手際よく、黙々と握る姿が見られます。

鮨文は、職人さんが怖い?

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実は、鮨文は、写真を撮影すると怒られるという口コミや、食べたらすぐ帰るように促されたという口コミがあります。

実際に、案内されたカウンターの位置がわかりづらく、こちらですか?と尋ねたところ、「違います。こちらに用意してあります!」と言われました。

また、女性のスタッフのほかの店員さんへの指示が大声で厳しめなので、店内がシーンとする場面もありました。

確かにやや塩対応だが、それが築地・豊洲のデフォルト!

しかし、女性スタッフが注意していたのは、どうやら実のお母様?のようです。レジが新しくなって、少しまごついてしまったようです。もぅ、しっかりしてよね!みたいな雰囲気です(´ー`)

写真撮影も、音が出ないコンデジで手際良く撮影したためか、とくに指摘されることはありませんでした。築地時代は、写真撮影禁止の張り紙があったようですが、豊洲市場のお店では見当たらず、様子見というところかも知れません。音を出したりひんぱんに撮影したりは、避けたほうが良いでしょう。

築地・豊洲市場では、良いネタが安く提供されており、また市場関係者の利用も多いので、さっと食べて店を出るのが暗黙のルールです。特に鮨文では、築地時代から、そのルールは徹底しているようですので、十分ご配慮ください。

鮨文の上鮨(3300円)

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鮨文では、ネタの説明は割愛していますので、魚の種類に誤りがあった場合、ご容赦ください。

  • 本まぐろ大トロ … 脂が多めの人気がある味。豊洲市場では、脂多過ぎを敬遠する店が多いですが、鮨文では、大トロらしい大トロです! おすすめ。
  • ひらめ … 新鮮ですが、豊洲市場としては標準的。
  • 赤身 … 分厚く切られています。江戸時代からの味?

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  • いか … 普通程度。他店ではいかは案外コースには入りません。鮨文では、昔ながらのコースのイメージです。
  • いくら … 比較的脂が乗った、人気のあるタイプ。特徴は塩気が少し強いこと。お酒の肴に合いそう。

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  • ホタテ … 新鮮で、余計な水分がありません。
  • アジ … アジは新鮮で臭みがないのですが、鮨文のアジは甘みもあります。脂が多いアジを仕入れているようです。アジは沼津港で、その場で〆たものを何度か食べましたが、脂が乗った甘さがあるものは初めての経験です! なお、生のアジは鮨文が始めたと言われています。
  • タコ … 甘口のタレつき。かなり歯ごたえがありあます。ボイルのタコは豊洲市場のコースでは案外出てきませんが、江戸時代、寿司は煮たネタ(煮もの)から始まったと言われています。鮨文では、伝統的な部分も守っていますので、昔ながらの良質なお寿司屋さんのイメージがあります。

このアジ、茹でダコは、革新と伝統を示す興味深い並びです。この並びに、鮨文の特徴を感じ取ることができます!

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鮨文では、食べる順番の説明は特にありません。あっさりしたものから食べてほしいというお店が多いなか、豊洲市場では、トロを早めに出すお店が多いです。そのため、一応左から順に食べ、最後巻物に戻ると解釈しました。

  • 巻き物 … オーソドックスですが、1つトロが入るのが、高級ネタでも安い豊洲市場らしさです。
  • ガリ … 他店では見かけない赤いガリ。酸味や塩気はかなり強めのため、様子を見ながらつまんでください。酢が多く作りたてだと、赤い色が出るようです。

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  • 味噌汁 … しじみ。塩気の強い仕上がりです。

豊洲市場 鮨文は味も「塩対応」だった

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鮨文は、ネタはオーソドックスですが、みそ汁、ガリ、いくらなどに見られるように、塩加減や酸味の加減は強めです。また、大トロは他店より脂の強いものを使い、印象に残ります。

市場で働いた労働者なら、塩気の強さを好むはずで、その辺の配慮もあるのかも知れません。また、鮨文は、江戸時代創業で、築地市場でも最古参のお店です。5代目の現店主はインタビューに「昔からのやり方は変えていない」と答えており、鮨文の塩加減が昔ながらの寿司の味だということでしょう。

(まとめ)豊洲市場の「鮨文」 塩対応でも腕は確かな店 混雑・待ち時間普通程度

鮨文

以上、(まとめ)豊洲市場の「鮨文」 塩対応でも腕は確かな店 混雑・待ち時間普通程度、でした。

全体として、確かに他店より接客は若干塩対応ですが、特に避けるほどではないと思います。閉店時刻などを尋ねたさいも、丁寧に教えてくれました。

実は、漁師のおかみさんには、大人しい人はあまりいません。鮨文の店員さんが漁師のおかみさんという訳ではないですが、漁港で出会うおかみさんに似たイメージはあります。

  • 昔ながらの寿司店は、職人を立て、食べさせてもらうというという様式がある。
  • また、築地・豊洲市場は、店が狭く、時間のない市場関係者も利用するため、ちゃちゃっと食べるという、江戸っ子気質がある。

寿司大鮨 晶は、そういった伝統よりも、もてなしを重んじる現代風のお店です。一方、鮨文岩佐寿司は、伝統的な江戸っ子系のお店だと思います。お店のキャラクターをつかんでから訪問されると、無用なトラブルが減るのではないかと思います。

全店の混雑・待ち時間・味・メニューを比較するならこちらの記事

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鮨文に似た雰囲気を持つのが、岩佐寿司です。江戸っ子高速握りは見もので、急いでいる場合はおすすめ。行列の進みも速く、頼りになる存在です。

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一方、寿司大は新時代のお寿司屋さん。4500円のメニューのみで、ほぼ1時間ローテのため、ゆっくり提供され、会話も弾みます。珍しいネタが多く、玄人向け。

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鮨 晶は、実質豊洲デビューですが、ネタとサービス精神が図抜けており、巨大な新星です。将来、寿司大と競るポテンシャルがあるのは、間違いなくここです。筆者特薦。

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寿司処 勢も、実質豊洲デビュー組。2800円のセットを、1貫ずつ、醤油(煮切り)もつけて提供するのは、職人がフル稼働しているから。この店も凄いです。

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20代やライトな海鮮ファンにおすすめは、何と200種類ものメニューがある、海鮮丼大江戸。桶メニューはインスタ映えします。

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そして築地時代からの大人気店が仲家です。安さは図抜けていますが、品質が大変良いのが特徴で、経費が安い、沼津港や銚子港並みの質と値段です。

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行列もそこそこで、14時ごろまでしっかり営業してくれるのが有難い磯寿司。 マグロに強い店で、この店に限っては寿司よりまぐろ丼が良いかも知れません。

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カフェは2軒。センリ軒のカツサンドとシチューは有名で、豊洲市場からソフトクリームをスタート。食べ歩きも可能です(人にぶつからないようにご注意)。

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 豊洲市場は、日曜休み。水曜日には事前確認を!

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