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【ガイアの夜明けで特集】野村不動産の新ホテル・ノーガホテル上野の口コミレポートです

テレビ東京系『ガイアの夜明け』が、11月13日(火)、野村不動産初のホテル、ノーガホテル(上野)を取り上げました。下町の職人が作った調度品を置き、上野と一体化したホテル。

実際に宿泊した口コミレポートをお届けします。

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目次

地下鉄上野駅からノーガホテル上野まで徒歩2分

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野村不動産が手がけ、11月にオープンしたノーガホテル上野へのアクセスは、地下鉄上野駅の3番出口が分かりやすいです。上野駅の裏手側に当たります。

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15時チェックインですが、14時に到着。ロビーはずっと空いているはずなのですが、入口は開いている様子がありません

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仕方なく花壇の花を撮影し、ノーガホテルのコンシェルジュが紹介していた上野の町の散歩に出かけることにします。花壇にはこだわりが見られました。

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ノーガホテル上野周辺は、雑居ビルが多いのですが、100円で乗れるぐるりんバスが走っていて、少しだけ観光の雰囲気があります。

14:00 ノーガホテルのコンセプトを探りに上野の町へ

目的地

  • 文具店・カキモリ … ノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介
  • 雑貨デザインのShuRo(シュロ) … ノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介

日本で2番目に古い佐竹商店街

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文具店・カキモリを目指す途中、日本で2番目に古い商店街、佐竹商店街を発見しました! こちらもノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介していた記憶があります。

江戸時代、周辺には秋田藩の佐竹氏の屋敷が多く、明治時代には商店街が誕生しています。

※1番古い商店街は、金沢市の片町商店街。

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外観に惹かれて喫茶店のロッキーへ。地元向けなのか、接客はやや塩対応でした(笑) 料理写真は割愛! 右に映っていた秋本(洋服店)は、高田純次が取材した店と後から分かりました。

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佐竹商店街の喫茶店なら、甘味白根屋が良さそう。お好みセット(ラーメン+アイスクリームなど、組み合わせで500円)など、安いです。この店も、高田純次が取材し、お好みセットを注文しています。

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外観が気になった、ゼイタク煎餅。奥には柱時計が見えます。素朴な味との口コミがありました。

ものづくりの町らしく、ところどころに小さな工場!

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ものづくりの町らしく、ところどころに小さな町工場があります。ハンカチーフ製造卸。

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180円で小売りもしていました。小売店だと倍くらいの値段になるのでは?

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軒先の猫。

カキモリ(筆記具と紙の店)

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お目当てのカキモリに到着! ノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介していると、事前に調べてあった店です。

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昔なつかしい緑色の、ボールペンテルB100! 30年以上の歴史があるそうです。

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書きやすいと使い続ける人がいるステッドラーは、ドイツの文具メーカー。

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好みにオーダーできるノート。プレゼントに喜ばれそう。

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ペントレー。こういうモノにお金をかける暮らしがしたいネエ。

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おしゃれな缶ケースのクレヨン。

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カキモリは、上野の紙職人さんと提携しています。店内にも加工の機械があります。

カキモリでもらえる地図は、上野巡りの必携品!

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カキモリでもらえる地図は、上野巡りの必携品です。丈夫で風合いの良い紙。この紙で案内物を作ると印象に残りそう。

 雑貨デザインのShuRo(シュロ)

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続いて、ノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介している雑貨デザイン店へ向かいます。近くに、印象的な窓がありました。

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雑貨製造のShuRo(シュロ)は、大きな木が目印。

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出っ張りがない職人技が光るブリキの丸缶。使ううちに風合いが出るように、さび止め加工はしてありません。

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見学していると、うれしいお茶のサービス。

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とりあえずで間に合わせてしまう小物入れだからこそ、あえてこだわったとのこと。使い続けると、落ち着いた風合いに変化します。

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コンクリートを使った、高さを変えられる花瓶。

おかず横丁

おかず横丁

ホテルに戻る途中、おかず横丁を発見! こちらもノーガホテル上野のコンシェルジュが紹介していていた記憶があります。

往復するとかなり歩きますので、帰り道は、100円で乗れるぐるりんバスがおすすめ。

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有料になってしまいますが、ナビタイムでは、現在地と目的地を入力するだけで、バスを含めた検索ができます。街歩きが多い人にはおすすめです。

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おかず横丁を闊歩する

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おかず横丁は少し寂れていましたが、良さそうな佃煮屋さんが開いていました。佃煮屋さんは、ノーガホテルのそばにもありますのお好みで。

【口コミレポート16:00】ノーガホテル上野にチェックイン! フロント・ロビー周りを採点

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いよいよノーガホテル上野にチェックイン! ここからが口コミレポートです。結局入口は写真右の木の陰でした。看板が出ておらず分かりにくいです。

ホテルは、フロントまでの流れで印象が決まります。もしトランクを持った外国人旅行客なら、入口で迷わせたり、町で時間つぶしをさせたりしたら、挽回できない致命的なダメージになります……。

【ご注意】筆者は年に50泊前後ホテルを利用し、ホテルでのアルバイトも3か所で経験があるため、厳しめの見方をしていると自覚しています。

フロントはカラオケの受付感が……

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フロントです。一見おしゃれですが、コンパクト過ぎてカラオケの受付感は否めません。また、ノートパソコンや紙類が散らばっており、まるでゲストハウスのよう。

フロントスタッフは、格式の演出と、親しみの演出で揺れる感じで、やや戸惑います。

フロントは回遊式

また、非常にマニアックな観点ですが、フロントは両脇が開く回遊式。フロントスタッフが、ロビーにも出てさまざまな案内を兼務するなら良いのですが、基本的にはフロント内に張り付いているので、デザインに多少疑問を持ちました。マニアックで恐縮ですが、フロントやレジは、サイドが閉まっている方が、あなたの自由と時間を尊重しますというメッセージを受け取れます。一流ホテルもコンビニも、みなそうなっています。

ロビーは余裕がありデザインも良い!

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ロビー兼ダイニングは、宿泊客以外も利用でき、上野の町との接点となっています。階段が印象的で良い雰囲気です。

ただ、薄い合板の机は残念。ビジネスホテル以上、シティホテル未満の設定なので、そこまでは望めないのかも知れませんが、野村不動産初のホテル事業ということで、期待のハードルは高めです。

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ロビーには、オレンジ色の見るからに良いソファが置かれており好印象!

2階にも共有スペースが!

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2階にも自由に使えるスペースがありました。外国人向けに、日本の文化や風景を紹介する本が置いてあります。細かい点ですが、ソファの頭上に分厚い本を置く配置は再考の余地。

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あとで気づいたのですが、2階のスペースにあるこの椅子は、すごい椅子です。肌触りがよく、腰の部分を背中(仙骨)からも支えてくれる、優れた設計。座って作業していると、逆に疲れが取れる気がする椅子です! ほしい!(でも高くて買えないはず)

屋根つきのテラスにも共有スペース 

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夜になって気づいたのですが、2階から出られる屋根つきのテラスにも共有スペースがありました。テラスでノートパソコンで一仕事といった、優雅な使い方もできます。

この場所は目立たないドアの向こうにあるため、気づかない人は気づかないはず。1名の場合、2万円前後の室料を取るホテルとしては、加点できる要素は加点しておくべきで、何らかの形で案内すべきでしょう。

野村不動産はホテル経営は初めて

野村不動産はホテル経営は初めてとのことですが、一流ホテル出身のアドバイザーに助言は受けているはず。しかし、ここまでに、疑問が残る点が多々ありました。

  • 人気ビジネスホテル(ドーミーインなど):宿泊客の行動やつまづきを、リサーチし追いかけているそぶりがある。
  • ノーガホテル上野:コンセプトとハードを丁寧に作っただけで、宿泊客の目線に乏しい。

見落としがちな点

ノーガホテル

自転車は、マンションのようなホテルの入口に飾ってあるもの。上野に近い谷中に本拠があるトーキョーバイクとのコラボレーション。たまたまフロントスタッフの方に教えてもらったのですが、案内がないと詳細は分かりにくいです。

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1階の屋外テラスのテーブルは、ベルギーのインテリアメーカー・ティストゥ製だと後で分かりました。ティストゥは、上野の東にある台東区蔵前にショールームがあり、その縁で採用されたようです。

この場所は2階から降りるしかなく、見落としがちです。

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1階の屋外テラスへ降りる階段の植物にもこだわりがあります。

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エントランスには、型番入りの部品がデザインの一部となっていました。こういうものは見つける楽しみがありますので案内不要ですが、ティストゥ製のテーブルなどは、案内されなければ分からないものです。

フロント・ロビー周りの口コミ採点票

加点① メインロビー(兼ダイニング)が広く開放的で、デザインも良い。
加点② ロビーが3カ所もある
加点③ 椅子にこだわりがある
減点1 ホテルの入口が分かりにくい
減点2 フロントデスクが軽い印象で、散らかっている。
減点3 ダイニングの机が薄い合板
減点4 館内の施設を案内しない

部屋に行く前にジムに寄りました!

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部屋に行く前に、2階のジムに寄りました。宿泊前にジムがあることは知っていましたが、知らないと見落とす可能性もあります。

1階のフロントでは、すぐにエレベーターに案内しますので、2階が公共スペースになっていることに気づかない人も中にはいると思います。1名なら2万円前後の室料を取るホテルとしては、加点できる要素は加点しておきたいです。

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ウオーキングマシーンは、町のジムでおなじみの最新機種。このほかマシン2機と、ダンベルがありました。ペットボトルの水とタオルは無料

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2階の奥にコインランドリーとアイロンがありました。外国人旅行客を想定しているようです。アイロンの常設は、使いやすく便利です。

しばらく見つからなかった自販機

この部屋には自販機もありますが、このスぺース自体が見つけにくく、筆者は見つけるまで何度かセブンイレブンにお茶を買いに行っていました。ホテル宿泊が多く、アルバイトもしていたので厳しめの見方になっているかも知れませんが、この辺で私がオーナーなら責任者を叱りつけているかも知れません。宿泊者の行動を本当に見ていない……。

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以前にもニューオープンのホテルを取材したことがあります。ノーガホテル上野のような豪華なハードは持っていないところでしたが、ほとんど注文はつきませんでした。あえて小うるさくしているわけではなく、本当に何度も戸惑います。

共用スペース周りの口コミ採点票

加点① ジムがあり、水やタオルは無料。
加点② アイロン台の常設。
減点1 ジム、コインランドリー、自動販売機があることに気づきにくい。

ノーガホテル上野のダブルルーム(朝食付き22900円)

ノーガホテル上野にはシングルはないので、ダブルルームの予約です。この日は、朝食付き22900円。楽天トラベルなら2290ポイントが戻るプランがあり、それを利用しました。

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客室廊下はじゅうたん敷き! 最近は汚れやすいため、廊下どころか部屋にもじゅうたん(カーペット)を敷かないホテルが多く、好印象です。

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ドアノブの札は本革製! 初めて見ました。

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部屋の様子。きれいで感じの良い部屋ですが、 朝食付き22900円としては、やや期待はずれ。しかし、都心のホテルは高騰しており、相場ということでしょう。

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ベッドから見た様子。まず、部屋内に洗面台があるのは残念。観光客向けだからなのか、デスクもありません。

そして気になったのは、洋服のロッカーが開放式(写真右)であること。開放式の ロッカーは、ビジネスホテルでも安いところにしか登場しません……。さらに、ソファーに座るとお手洗いのドアが……。ドーミーインのように、エントランス、お手洗い周りと部屋の間に、ドアーを設置する構造にできなかったのか……。

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写真はドーミーイン甲府湯の丸。調度品や照明のレベルは比較になりませんが、部屋のなかにドアーがあり、お手洗いやロッカーを見ることがないので、落ち着きます。

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そして、バルミューダの電気ケトル(1万円以上します)があり、カップも良い物ですが、何とお茶や紅茶を置いていません!

ペットボトルの水が置いてありますが、冷蔵庫のスイッチが入っているのに、冷やしてありません。そのため、ようやく部屋に入ると早々に、近くのセブンイレブンに向かうことに。ホテルとして、入室直後の失点は致命的だと思います。

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そして室料が2万を超えていたので、てっきりバスタブだと思っていたのですが、シャワーのみでした。都心のホテルの相場には詳しくないので何とも言えませんが……。

ただ、この巨大シャワーヘッドは優れモノで、大量にお湯が出て、ミストサウナのように温まるので、悪くはないです。

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また、あとで気づいたのですが、洗面台の横のスペースをデスクにしろという設計でした。足下に冷蔵庫があり、乗り気はしませんが、案外作業はしやすいです。コンセントのほか、最近の流行であるUSBジャックがあるのも便利。

洗面台ユニットの左側を少し開けてあるのは、ここに脚を投げ出してくれという設計のようです。たしかに脚は投げ出すことができますが、あまり優雅な姿勢ではありません。

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就寝時に気づいた点ですが、ベッドのマットレスと掛け布団は最高級品でした! 高いホテルには泊まり歩いていないとはいえ、年に50泊はホテルを利用します。その中では過去最高でした。

とくに掛け布団は、恐らく羽毛布団。軽くて暖かく、寝心地が全く違います。

なお、このかけ心地を自宅で再現するには、20万円はかかるはずですが、通販生活のミンシャン羽毛合せ布団が安くておすすめです。Amazonを紹介すればアフィリエイトになりますが、ここでは通販生活をおすすめします。

ダブルルームの口コミ採点票

加点① 廊下も部屋も高級感あるカーペット敷き。
加点② ベッドは最高級。とくに掛け布団は秀逸。
加点③ 調度品や照明に高級感がある。
減点1 ロッカーが開架式。
減点2 部屋内に洗面台。
減点3 居住スペースから、お手洗いのドアなどが見え落ち着かない。
減点4 お茶も紅茶もない。
減点5 バスタブがない。
減点6 (外人観光向けホテルとは言え)作業用のデスクがない。
減点7 価格帯から、オットマンは欲しかった。

ノーガホテル上野のメリットは、職人さんが作った備品

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ノーガホテル上野のメリットは、職人さんが作った備品が部屋に置いてあることです。部屋の中を探してみて、まず見つけたのがこの木箱。

後から答え合わせをすると、チェックイン前に訪ねた雑貨デザインのShuRo(シュロ)とのコラボレーションでした。

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2つ目がなかなか見つからず、もしかしたらと思ったのが、金色のメモばさみ。後から答え合わせをすると、蔵前のデザイン事務所ALLOY(アロイ)とのコラボレーションでした。

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椅子と荷物置きもそうかなと思い、あとから答え合わせをすると、椅子は、都内に本拠を持つTIME&STYLE(タイム アンド スタイル)のものでした。

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結局このほかで見つかったのは、今治タオル。今治のハンドタオルは使ったことがありますが、バスタオルも今治タオルでした。吸水性と使い心地は、かなりのレベルで驚きます!

せっかくの職人さんの備品 答えが分からない

ノーガホテル上野のメリットは、職人さんが作った備品であるということは、宿泊サイトなどに書いてあるので、知っている人も多いとは思います。しかし、部屋に入ってもどれがそうなのか分かりません。

答えを探すには、次のような手順が必要でした。

  1. 部屋にあるタブレット(Wi-Fiが重く起動が遅い)から情報を探しても公式サイトしか見つからない。
  2. フロントに聞くと、フロントわきの展示を見るように案内される(が全てがわかる訳ではない)。
  3. 見ているとプレスリリースのような企画書「地域提携 オリジナルプロダクト」を渡される。

この手順で初めて部屋の職人さんが作った備品が分かります。興味がある人なら追いかけますが、海外から夜遅く到着した宿泊客だと、難しいでしょう。

また、金色のメモばさみは、企画書には載っていませんが、展示はされています。さらに今治タオルはどこにも記載がなく、外国人だと見落とす可能性もあり、日本の逸品の紹介のチャンスを落とすことになり、もったいないです。

部屋の職人さんが作った備品(後半)

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ブラシ、靴ベラとも、チェックイン前に訪ねた雑貨デザインのShuRo(シュロ)とのコラボレーションでした。

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メモ帳は、墨田区に本社があるITO BINDERY(イトウ バインダリー)。商品がニューヨーク近代美術館に展示される実力で、海外でも人気が高いとのこと。

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ナイトウェアは都内に本拠があるatmosphere japon(アトモスフェール・ジャポン)。着心地はなかなか良いです!

職人さんが作った備品の口コミ採点票

加点① 上野を中心に、日本の優れた工芸製品に接することができる。
加点② 関連する工芸製品を、上野の町に見に行くことができる。
加点③ 海外で認知された商品も扱い、海外から見た日本という流行の視点がある。
減点1 どの備品が工芸製品なのか分かりづらく、フロントに尋ねない限りリストがもらえない。リストには漏れもあり、企画書のような体裁

ノーガホテル上野のアメニティ

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ノーガホテルのアメニティの最大の特徴はdear mayuko(ディアマユコ)のシャンプーなどを導入していること。dear mayuko(ディアマユコ)は、繭抽出成分を使った製品が多く、全国5カ所の高島屋でしか手に入りません。

置いてあるdear mayuko(ディアマユコ)の製品は、以下の通り。

  • シャンプー
  • コンディショナー
  • ボディーソープ
  • ハンドソープ

筆者は、ノーシリコン天然のそれなりのシャンプーを普段使っていますが、dear mayuko(ディアマユコ)のシャンプーとコンディショナーはかなりのレベルでした。シャンプーとコンディショナーを持参する必要はないでしょう。

洗顔フォームはなし

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 その他のアメニティは、以下の通りです。

  • 歯ブラシ
  • カミソリ
  • コットンと綿棒
  • シャワーキャップ
  • ヘアブラシ

1泊2万円を超える室料から、最低でも洗顔フォーム、恐らくローション、乳液もあるかと思っていましたが、ありませんでした。女性用のクレンジングオイルもありません。

ビジネスホテルでも洗顔フォーム、または洗顔・ボディーソープ兼用は設置するところが増えているので、洗顔フォームは必要なのではないかと感じました。

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ミネラルウォーターは、ノーガホテルと記したグレーのカバーをかけてある何の変哲もないミネラルウォーターです。しかし、冷やして飲むと味は図抜けて抜群! 産出地は秩父でした。PR不足がもったいない気もしましたが、飲めばわかるはずで、サプライズのままで良いと感じました。

ついでにハンドタオルも親切!

ノーガホテル上野のアメニティの口コミ採点票

加点① dear mayuko(ディアマユコ)のシャンプー、コンディショナーは高品質で、持参は不要。
加点② ミネラルウォーターはノーブランドだが、厳選したおいしい水。
減点1 洗顔フォームがない。
減点2 プラン限定でも良いので、クレンジングオイル、ローション、乳液をつける選択肢があっても良い。お茶はじめ、宿泊客が何度もセブンイレブンに足を運んでいる可能性。

19:00 夕食は上野の町で

さんじは、高級中華店のスープのレベルで、かなりおすすめです。正しくは、「煮干清湯」でした。

夕食はフロントにおすすめを聞いたのですが、マップを渡されただけで、ほとんど知識はなく、自分で探しました。ノーガホテル上野は、コンシェルジュの存在がひとつのウリですが、誰がコンシェルジュか分からず、対応可能な時間も不明でした。

コンシェルジュの口コミ採点票

減点1 誰がコンシェルジュか分からず、対応可能な時間帯も不明。

【口コミレポート20:00】夜のノーガホテル上野

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上野の町からノーガホテルに戻ります。

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部屋のテレビは大画面で、テレビ好きなら楽しめそうです。

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タブレットは備え付け。Wi-Fiもあるので、インターネットは無料です。スマホのみで、タブレットを持っていない人には有難いサービスです。

寝具は特筆できるレベル

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前述しましたが、ベッドはかなり良いです。マットレスも一級品ですが、羽毛布団はさらに特筆できるレベルです。海外から来て疲れている観光客には、最大のもてなしだと思います。

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ベッドには背もたれがあり、座っているときも、非常にくつろげます。

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最近の流行ではありますが、枕元には欠かせないコンセントを完備。USBがあるのも便利です。照明の組み合わせも一流。

寝具周りの口コミ採点票

加点① マットレスは100点。
加点② 掛け布団は羽毛で、100点以上の評価。
加点③ ベッドの背もたれが便利。

【口コミレポート9:00】ノーガホテル上野の朝食

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朝食は10時までに行けばよいので、朝はゆっくりできます。メニュー版は、蔵前のデザイン事務所ALLOY(アロイ)とのコラボレーションです。

サラダ、パン、ドリンクのバイキングのほか、メインディッシュを選べます。

  • ペイザンヌスープ
  • 卵料理(スクランブルエッグ、太田ハム)
  • フレンチトースト(ブリオッシュ記事、太田ベーコン)
  • 和食(焼き魚、茶わん蒸し、漬物、味噌汁、ご飯)

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メインディッシュは卵を選びました。食器が良く、料理も丁寧です。

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サラダバイキングも豪華。フルーツはグラスに。

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朝食の全体図。

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とにかく食器が良いので、心がはやります。

朝食の口コミ採点票

加点① メインディッシュ、サラダはおいしい。ソーセージを採用していないように、健康に気遣ったメニュー。
加点② 食器は非常に良い。土のぬくもりがあり、好みが分かれない焼き物をセレクトしている。

【口コミレポート11:00】チェックアウト後もロビーには滞在可能

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 チェックアウトは11時でゆとりがあり、チェックアウト後もロビーに滞在可能です! 1度上野の町を散歩して、また戻るような使い方もでき、ノーガホテル上野のコンセプトである、下町の魅力を発見し、町とつながるホテルという使い方ができます。

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2階はスタッフもほとんど来ないため、気兼ねなく利用できます。ベランダのテーブル、椅子も利用可能。

ノーガホテル上野のコンセプトの口コミ採点票

加点① 下町や日本を知るというコンセプトは、やや案内が不十分なものの、十分に貫かれている。
加点② ロビーをいつでも使用できるため滞在時間が長く設定でき、上野の町との出入りを楽しむことができる。

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13:30 ノーガホテル上野を出発

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結局13時半まで滞在。24時間近く滞在すれば、宿泊料2万円は少し割安に感じられます。

ノーガホテル上野の近くには、つくだに鮒藤がありました(日曜休み)。夕方までに訪ね、部屋で一杯という使い方も良いかも。

人気カフェ イトノワは会員制になっていました

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帰りに、カキモリでもらった地図に載っていた、人気カフェのイトノワを訪ねましたが、現在は会員制で、新たに訪ねることはできないとのこと。

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地図に載っており第2候補だった味の幸楽は、なんと休業日!

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結局、新御徒町駅前のそば屋、大村庵になりました。そばは普通ですが、そば豆腐がつき650円はお買い得でした。ラーメンもやっているようです。

まとめ【ガイアの夜明けで特集】野村不動産の新ホテル・ノーガホテル上野の口コミレポートです

以上【ガイアの夜明け】野村不動産の新ホテル・ノーガホテル上野に宿泊してきました!でした。

筆者が旅行好きのため、まるで小姑のように細かく厳しく採点してしまいましたが、相場の高い都心のホテルとしては、かなりの工夫があると思います。ただし、チェックイン前後のサービスと、職人さんが作った備品の案内には、課題があると思います。

また、ツインに宿泊すると、バスタブがつき宿泊費もかなり安くなるため、評価は跳ね上がるはずです。

以下に、誰得の細かい採点票をまとめておきます。下町を知るというコンセプトには賛同するため、野村不動産の担当者に向けてまとめたつもりです(見て頂けるかは分かりませんが)。

それともう一つ、筆者は以前、中小の予備校に勤務していましたが、退職時にやむを得ず高2の担当生徒を放り投げて、退職せざるを得ませんでした。その中の1人が、一流ホテルに就職すると聞きました。ホテルの経営を調べているようなので、資料となればと思ったのもあります。まあ、趣味を兼ねた罪滅ぼしです(笑)

口コミ採点票  減点材料

1 ホテルの入口が分かりにくい
2 フロントデスクが軽い印象で、散らかっている。
3 ダイニングの机が薄い合板
4 館内の施設を案内しない
5 ジム、コインランドリー、自動販売機があることに気づきにくい。
6 ロッカーが開架式。
7 部屋内に洗面台。
8 居住スペースから、お手洗いのドアなどが見え落ち着かない。
9 お茶も紅茶もない。
10 バスタブがない。
11 (外人観光向けホテルとは言え)作業用のデスクがない。
12 価格帯から、オットマンは欲しかった。
13 どの備品が工芸製品なのか分かりづらく、フロントに尋ねない限りリストがもらえない。リストには漏れもあり、企画書のような体裁
14 洗顔フォームがない。
15 プラン限定でも良いので、クレンジングオイル、ローション、乳液をつける選択肢があっても良い。お茶はじめ、宿泊客が何度もセブンイレブンに足を運んでいる可能性。
16 誰がコンシェルジュか分からず、対応可能な時間帯も不明。

口コミ採点票  加点材料

1 メインロビー(兼ダイニング)が広く開放的で、デザインも良い。
2 ロビーが3カ所もある
3 椅子にこだわりがある
4 ジムがあり、水やタオルは無料。
5 アイロン台の常設。
6 廊下も部屋も高級感あるカーペット敷き。
7 ベッドは最高級。とくに掛け布団は秀逸。
8 調度品や照明に高級感がある。
9 上野を中心に、日本の優れた工芸製品に接することができる。
10 関連する工芸製品を、上野の町に見に行くことができる。
11 海外で認知された商品も扱い、海外から見た日本という流行の視点がある。
12 dear mayuko(ディアマユコ)のシャンプー、コンディショナーは高品質で、持参は不要。
13 ミネラルウォーターはノーブランドだが、厳選したおいしい水。
14 マットレスは100点。
15 掛け布団は羽毛で、100点以上の評価。
16 ベッドの背もたれが便利。
17 メインディッシュ、サラダはおいしい。ソーセージを採用していないように、健康に気遣ったメニュー。
18 食器は非常に良い。土のぬくもりがあり、好みが分かれない焼き物をセレクトしている。
19 下町や日本を知るというコンセプトは、やや案内が不十分なものの、十分に貫かれている。
20 ロビーをいつでも使用できるため滞在時間が長く設定でき、上野の町との出入りを楽しむことができる。

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