千代駅は、飯田線に6つある秘境駅の1つ。この記事では、千代駅の駅舎や周辺の様子をレポートします。4月26日に訪問しました。
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千代駅とは
- ちよ駅
- 長野県飯田市(豊橋駅から114.8km)
- 乗車人員1人/日(2015年)
千代駅の見どころ
- 駅前に畑や人家があり、集落も近い。
- かつて砂利を採掘し高度成長を支えた
千代駅の現地レポート
千代駅は、豊橋から普通で3時間半から4時間の場所にあります。単線にホームが据え付けられたシンプルな駅ですが、待避線が設けられています(写真奥)。
砂利の積み込みが盛んだったころの線路はすでに撤去されているはずで、待避線が存在する理由はなぞです。
千代駅を、集落のある高台から見た様子です。右手の民家と中央の農機具小屋の向こう側を飯田線が走り、その向こうには畑が広がっています。
飯田線の秘境駅としては、周辺に比較的広い平地がある方です。
千代駅の集落
2分ほど坂道を登ると、(秘境駅周辺としては)立派な集落が開けています。ねぎ坊主が、民家の畑で日差しを浴びていました。
千代地区は、千代ネギの産地です。
集落では、畑のほか果樹園もありました。傾斜地なので、稲作は向かないのでしょう。
ただし、千代地区には、よこね田んぼという有名な棚田もあります。千代駅からは、徒歩1時間50分で着きます。
砂利の採掘と運搬で栄えたころの名残りか、民家が軒を連ねて並んでいます。最盛期には、商店もあったのかもしれません。
緑が濃い集落で、新緑が輝きを増していました。外国人にぜひ教えたい、日本の典型的な里山です。
千代地区には、露天風呂のある温泉旅館があります。次回ぜひ訪問したい場所です。千代駅から、徒歩1時間40分で到着します。
まとめ 千代駅 飯田線の秘境駅めぐり⑥
写真:千代駅を通過する特急伊那路号。
以上、千代駅 飯田線の秘境駅めぐり⑥でした。千代駅は、すぐ上に集落があり、自然が豊かで、非常に風光明媚(ふうこうめいび)な場所です。
観光地の天竜橋駅から1駅ですので、ぜひ訪ねてみてください。天竜橋駅の写真もいくつか貼っておきます。
天竜橋駅
天竜橋駅付近から見た天竜川。
天竜橋駅付近。