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はてなのアフィリエイトサイト容認に失望……! 一縷の望みも

夕方、さらりと流れてきた、重大過ぎるニュース。我らがはてなブログが、アフィリエイトサイトの容認を発表したのです!

「2019年10月1日より、はてなブログの個人営利利用を許諾します」

現在までの良記事の蓄積によって得た評価を投げ捨てるもの

まず抱いた感想。

真っ先に浮かんだ感想は、上の通り。

Googleが、アフィリエイトサイトの順位を下げ、Yahoo!がアフィリエイトサイトの広告を禁止したのが今年の潮流。その流れよりずっと先駆的に、ユーザーはアフィリなど望んでいないという旗印を、高く高く掲げていたのがはてなです。

やっと世が追いついてきた段階で、アフィリエイトサイトを容認……! 心穏やかではありません。

アフィリサイトがなくなって困る人はいますか?

ユーザーがアフィリエイトサイトを嫌う理由は、アフィリエイト手数料が高いと思われる順に、適当な理由をつけたランキングに辟易しているからです。なぜかどのサイトも同じ商品を推している。ネットリテラシー云々抜きに、誰でも気づきます。

アフィリエイトサイトがなくなって、困る人がいるでしょうか? いたら呼んできてほしい……!

はてなの経営的な理由があるのだろうか?

はてなでは、有用な記事や日記的内容をメインとし、その一部にアフィリエイト記事が含まれるブログは、許容されてきました。ブログの運営費や取材費等もかかりますので、この形は多くの人が納得するものでしょう。

この方針を投げうつのは、なぜなのでしょうか? 最近のはてなブログは、以前のような盛り上がりが見られず、落ち着いた雰囲気です。ワードプレスやnoteへの流出も多少見られます。はてなの経営的な理由が、背景にあったのではないかと思います。

はてなに失望したあと、次に頭に浮かんだのが、上記の内容です。最近のはてなブックマークは、はてなブログが人気エントリーに上がってくると、条件反射的に叩くような部分があります。

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上のコメントは、温泉を紹介したある方の記事についたもの。

この種のコメントには、その記事全体のイメージを損なうように、意図的にスターが多くつけられます。取材を重ね、(クソメディアの何十倍も)力を入れた記事でも、トップブコメがこうなってしまうと、表紙が破れた本のように感じられてしまいます。これでは、はてなでブログを書こうという人が減るのは仕方のないこと。

数年前には、20代を中心とした、収益報告などを特徴とするウェイ系のブログを軒並みぶっ叩き、ほとんど追い出してしまいました。いま思うと、ヒッチハイクだとかキャンピングカーだとか、他愛のない内容であり、アフィリエイトサイトの跋扈を許すより、ずっとマシだったのではないでしょうか? はてなブックマーカーの融通が利かない余り、はてな関連の衰退を招いたことが、アフィリ容認につながったとしたら、残念なこと この上ありません。

はてなのサービスを維持するための努力をしていますか?

はてなが優れているのは、ユーザーに背を向けた、金稼ぎだけのブログや、内容の薄い記事を一切評価しないことです。はてなのシステムを使っている方には、IT系のエンジニアが多く含まれます。自分たちが苦心して作り上げてきたシステムを、悪用されたくない。その一心で、良い内容のブログを増やそうと努力してこられたのです。

しかし、上のツイートに述べたように、現在は匿名ダイアリー、Togetterばかりが上がってくる状態。たしかに両者には面白い内容が多いですが、外部から新しい人を呼び込むには、バランスを欠くのではないでしょうか?

外部から新しい人が入ってこなければ、はてな関連のサービスは衰退します。はてブで厳しい意見を受けて、書き手が成長することはなくなり、低品質なブログや記事が跋扈する結果になります。

聞きたいのは、あなたは、はてなのサービスをどのくらい宣伝していますか?ということです。はてなのサービスを守るためには、新規のユーザーを増やすことが必要。私は、講演の機会があると、たびたびはてなブックマークの利用を勧めてきました。ある高校では、320人にはてなブックマークの紹介をしました。話し終わったあと、高校の先生が、私も使っていますよ、と声をかけてきてくれました。

一縷の望みを求めて

そんな折、少し違う見方をつぶやいたのが、上のツイート。はてながアフィリエイトを解禁したと聞き、さっそく自分のTwitterに問い合わせがあったのです。

その方は、アフィリエイト色を出し過ぎない、読みごたえを重視したブログを開設しようとしていました。はてなはアフィリ禁止という噂を聞き、ワードプレスを検討していたとのこと。解禁により、はてなを検討するようです。

こういう方がはてなでアフィリエイトサイトを開けば、ブックマークやコメント欄で、厳しい助言を受けることができます。

  • 「エビデンスは?」
  • 「このジャンルなら〇〇社の商品に触れるだろ普通は。素人?」
  • 「商品自体分かってない。やりなおし」

辛口のブックマーカーの声が聞こえてくるようです。

規約は厳しくなる、が嘘でないように

はてなの説明をよく読むと、これまでグレーだった、アフィリエイトサイトの位置づけを、白黒はっきりさせるだけとのこと。規約自体は厳しくなるそうです。

これまでのはてな規約は、Googleのポリシーのようにグレーゾーンが大きく、空気を読む、方向性・狙いを考える、という部分がユーザーに求められてきました。グレーゾーンが広いことは、自ら進んで状況を把握しようとするモチベーションとなるため、必ずしも悪いことではありません。

しかし、よく分からないからググって、「はてなは理不尽。アフィリはバンされる」と思いこむ人も多かったのでしょう。しかし、その情報は、はてブスパムでバンや規制を受けた方による、逆恨み的な表現だったりします。

今回、はてなが基準を明確にしつつ容認したことで、ワードプレスに流れていた層をはてなに取り込めるかも知れません。その方が、ネットの健全な発達にはメリットがあります。

 

www.jarna.jp

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