今日12月23日、新型あずさ(E353系)がデビューしました。ちょうど上諏訪駅におり、時刻が合ったので、早速新型あずさに乗車してきました。
上諏訪駅で新型あずさを待つ
昼下がりの上諏訪駅で、新型あずさ(あずさ22号・新宿行)を待ちます。新型あずさのパンフレットを持った家族づれなど、多くの人が今か今かと待っています。
汽笛を鳴らして、新型あずさが到着です!! 向かい側のホームの人も大注目。
快適になった! 新型あずさ
新型あずさ(E353系)は、頭に、最新型の可動式のクッションがつき、腰当てもついて、非常に快適。上諏訪から新宿まで乗り通しても、ほとんど疲れませんでした。腰当てはかなり大きいです。
(おそらく)座席間が広くなり、待望のコンセントもつきました! 座席は真ん中だけで支えますので、脚を伸ばせます。
大きな違いは、従来のあずさ号より、揺れが大幅に軽減されたこと。
写真は、iPad部分が外れてよく下に落ちるのですが、この記事を書いているあいだ、1度も落ちませんでした。窓枠のスペースに置いたお茶も、上諏訪から新宿まで、ビクともしませんでした。
コンセント+揺れ軽減は、車内でパソコンを使いたい人に大変便利。高速バスでは絶対にできないので、非常に大きな差になります。
下諏訪の名物、新鶴の塩羊羹を撮影してみましたが、揺れが少ないため、快適に撮影できました。
新型あずさで訪ねるなら、諏訪湖が1つのおすすめです。写真は、ほとんど知られていない、お気に入りの撮影スポット。場所はもちろん秘密です!
まあ、岡谷南高校の裏なんですけど
諏訪大社もおすすめです。今日は運良く、上社本宮で神事があり神楽(この日は笛による演奏)の奉納がありましたが、大変空いており、ゆっくりと見学できました。
諏訪大社4社の回り方は下の記事で(姉妹サイト)
【諏訪大社】電車・バスでのアクセスと回り方の順番~諏訪で現地取材~
また、今年は上諏訪の冷え込みが強く、運が良ければここ数年見られなかった、諏訪湖の氷結せり上がり現象である、御神渡りが見られる可能性も、わずかにあるそうです(2月上旬ごろ)。
新型あずさのスペック
外国人観光客の増加に備えて、新型あずさには、一部の車両に荷物置き場が作られました。
頭上にはランプが各座席に3つずつ。自由席では点灯していませんでしたが、指定席では、その席が埋まっているかどうかを示すサインになると思われます。
意外に知らない方が多いのですが、この服をかける器具は、左右に動きます。
大きな多目的トイレもあり、実際に車いすの方も乗車していました。車いす用のスペースもあります。
車内の様子。終点の新宿駅で撮影したため、多少乱れています。
新宿駅に到着。新宿駅は、鉄道ファンや親子連れが殺到し、ロープによる規制がありました。
新型あずさは、写真の4往復のスーパーあずさで運用されます。時刻は上諏訪駅ですのでご注意ください。
新型あずさの編成表です。えきねっとでの予約の際にご利用ください。1番前の席は、脚が伸ばせません。
(まとめ)新型あずさデビュー ! 上諏訪から新宿まで乗ってきた乗車レポートです
結論としては、とにかく疲れない。ビジネスならパソコン作業、旅行なら写真の整理やSNSへの投稿など、時間を有効に使えます。この記事は車内で書きましたが、全く疲れなかったので、驚きました。以上です。