チーズタッカルビがブームになりそうです。あまりの人気に、閑古鳥だった新大久保の韓国タウンが息を吹き返したほど。炒めて蒸し焼きにし、ホットプレート(または石鍋)で熱々で食べるため、いろいろと面倒な料理ですが、フライパン+1人鍋で簡単に作るレシピを紹介します。
挫折しないレシピ
チーズタッカルビの材料は、ピザ用チーズ、コチュジャン、酒……。
この辺りで、めんどくさがりの方は挫折しそうですが、この記事では最小限の調味料に絞っています。コンビニ食材でもOK。韓国語のサイトも回って調べましたので、味も大丈夫です。本場の新大久保での試食も済ませてありますので、味の基準も大丈夫です。
フライパンで作る土鍋チーズタッカルビの材料
チーズタッカルビの材料は、鶏肉(胸・もも)、ピザ用チーズ、野菜。それだけです。
野菜は、野菜炒めのイメージに合うものなら何でもOK。スーパーやコンビニの、野菜炒めセットも使用できます。今回は、残りものを使いましたが、できれば、うまみが出る玉ねぎを含むとベター。ちなみに韓国の家庭では、サツマイモを入れます。
調味料は、コチュジャン:酒(みりん):醤油:砂糖=1:1:1:0.5が基本。暗記できるレベルです。分量は適当で良いですが、ちょっと下の写真のように肉が十分にひたり、少し余る程度が目安です。
後述しますが、唐辛子粉があると、お店の味にかなり近づきます。韓国語のサイトによると、韓国の家庭では、カレー粉を入れるケースが多いです。唐辛子粉やカレー粉を入れない場合、味が薄すぎますので、コチュジャンと醤油を多めにしてください。
フライパンで作る土鍋チーズタッカルビの作り方
調味料に漬けこんだ肉を、熱したフライパンで炒めます。漬けこむ時間は、5~30分。5分でもそれなりにできます。
油は、ごま油がベスト(なければサラダ油など)。加熱する前から、できれば香味野菜として、しょうが、ニンニクのどちらか(または両方)を入れておきます。コンビニにもある、チューブ式のものでも大丈夫です。
材料はコンビニでも、ほとんどそろいます。鶏肉はサラダチキンで良いですし、チーズはスライスチーズをちぎればOKです。コチュジャン、唐辛子粉(カレー粉)は、スーパーで買っておきます。
肉に火が通ったら、野菜も加えて炒めます。チーズタッカルビは、このあと、蒸す過程がありますので、完全に炒め上げる必要はありません。
1人用の土鍋にお酒(水でも良い)を少し張ります。土鍋は空焚きできないため、水分がないと割れてしまいます。
土鍋にご飯を入れます。
炒めた肉・野菜をのせ、ピザ用のチーズをさらにのせます。ふたをして蒸らしますが、水分がなくならないように注意してください。軽く焦げ目ができたら、完成です。
※3人前以上の場合、ガスコンロが不足しますので、大きな土鍋を使います。
フライパンで作る土鍋チーズタッカルビのできあがり
フライパンで作る土鍋チーズタッカルビのできあがり。土鍋のまま、食卓に運んでください。テーブルを傷めないように、お皿か雑誌等を敷きます。
こちらは、本場・新大久保、オムニ食堂の石焼チーズタッカルビ。
お店のものは、辛み系の粉の成分が圧倒的に多い様子。今回は加えなかった、唐辛子粉を加えると、見た目も味も、さらに良くなりそうです。韓国の家庭ではカレー粉を入れているようです。どちらかに絞るなら、見た目と辛さを兼ねた唐辛子粉です。
反省点としては、にんじん、キャベツは千切りにすべきでした。その方が、調味料やチーズが、よくからみ、食感が楽しくなりそうです。また、玉ねぎはあった方が、うまみの面で良いと感じました。
焦げ目もきちんとできます! 空焚きにならないようによく注意し、大切な土鍋は使わないでください。以上、チーズタッカルビをホットプレートなしで2~1人分作って熱々で食べるでした。
初回としては、うまくいった方かと思います。水分を加えることで心配した、ご飯の仕上がりも、溶けたチーズは柔らかいご飯と合うので、問題なしです。
【2回目】フライパンで作る土鍋チーズタッカルビのできあがり
2回目のチーズタッカルビです。唐辛子粉を加えることで、お店の味にぐんと近づき、ビジュアルも良くなりました。糸唐辛子も加えました。
予想通り玉ねぎは非常に合います。残り物の白菜も、全く問題なし。今回は、鍋に張る酒(水)の量を多めにし、焦がさないようにしました。おじや風となり、これもおすすめです。
(レシピのまとめ)
- 鶏肉 … モモかむね
- ピザ用チーズ
- 野菜 … 野菜炒めのイメージで良いが、玉ねぎはできれば入れたい。
- コチュジャン:酒(みりん):醤油:砂糖=1:1:1:0.5 +唐辛子粉を推奨
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実は、コンビニ完結も可能であることに気づきました。近々、アップします!/アップしました。