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へぎそばとは? 発祥の新潟小千谷を観光で訪ねました

食と旅行

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(^^)/ 時折町で見かける「へぎそば」の看板。この記事では、へぎそばとは何かを説明した上で、発祥の地・小千谷を紹介します。

へぎそばとは?

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そばには、主にそば粉全体を使った黒い「田舎そば」、そば粉の一部だけを使ったぜいたくな「更科そば」があります。近年は、その中間ともいえる「二番粉を使ったそば(二番そば)」に人気があります。

へぎそばは、わんこそばなどと同様、地方独自のそばです。へぎそばは、新潟県の小千谷市あるいは十日町市が発祥とされています。外見上の特徴は、木をへぐって(=剥いで)作った、寿司桶のような容器(=へぎ)に、小分けにして丸く盛り付けられることです。

製法の大きな特徴は、つなぎに小麦粉でなく、織物の製造過程で用いられる「ふのり(布海苔)」を使っていることです。ふのりは、食用にも用いますが、旧来は糊(のり)として、主に用いられていました。小千谷や十日町では、そば打ちの習慣がありましたが、寒冷で小麦が採れないため、各家庭で独自のつなぎを用いていました。そのなかで、ふのりを用いた製法が広まっていたようです。技術を要するそば打ちですが、ふのりの効果で、どのお店でも味が安定し、独自のグミのような歯ざわりが特徴となっています。本場長野のそばとも十分に対抗できる、優れた食感と味を持つそばです。

へぎそば発祥の地については、小千谷市と十日町市(旧川西町地区)がその座を争っています。先に登録商標を取ったのが小千谷ですので、法律上は小千谷に軍配が上がりますが、地元の人のなかには川西を押す声も根強く、静かな争いがあります。

へぎそば発祥の地 小千谷(おぢや)とは

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新潟県の小千谷駅。新幹線が通る前は上越線の特急ときが下りだけで1日4本ほど停車していました。「へぎそば」発祥の地であり、錦鯉の名産地でもあります。

しかし新幹線の駅が作られず、最寄りも寂れた浦佐駅となり観光地としては地盤沈下が進行していきました。

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出典:小千谷市HP 市内の被害状況

2004年の新潟中越地震では震源に近く、震度6強を記録。大きな痛手を被(こうむ)りました。現在は落ち着いた町並みが戻っています。

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しかしながら、商店街がかなり寂れてしまったのも事実。観光地としては、へぎそば錦鯉(240匹見学可)、ラーメン超人気店勝龍など見どころが多い超穴場です。

越後湯沢駅

93蔵の利き酒ができる「ぽんしゅ館」や酒風呂もあります(割引券)。

小千谷駅

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小千谷駅前はのんびりとしています。錦鯉を模した地下通路が人気。ロータリーに面したそば処和田のへぎそばは、おすすめです。時間がある場合、駅前のローソンにはイートインスペースがあります。東京と異なりすいています。

小千谷の中心部までは徒歩25分ありますので、バスかタクシー(1メーター)が無難です。「小千谷本町」バス停付近が町の中心部。

小千谷のへぎそば

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へぎそばは、小千谷では角屋わたやが2強を形成しています。角屋なら小千谷本町にある「サンプラザ店」を利用します。わたやも小千谷本町にある「わたや本店」が観光に便利です。いずれもお昼のみの営業。

角屋サンプラザ店 … 「錦鯉の里」の向かいにあり便利。

わたや本店 … 付近には寺社(成就院、五智院)や歴史的建造物の料亭があり便利。

へぎそばわたや本店周辺の寺社や料亭

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成就院は、へぎそばのわたや本店の隣。

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へぎそばのわたや本店近くにある、割烹東忠。幕末の「小千谷談判」の舞台のひとつです。織物の産地だったため情報が集結し、北越戊辰戦争の戦火を回避したことで平和の町としても知られます。

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割烹東忠。

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五智院もへぎそばのわたや本店から徒歩圏内です。

ネット検索に載らない信濃川絶景ポイント

へぎそばのわたや本店から、五智院まで足をのばしたなら、ネット検索に載らない穴場の信濃川絶景ポイントがあります。市営南原団地住宅裏です。

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信濃川絶景ポイントには、小さなベンチが2つ置いてあります。

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川沿いから、小千谷市街に戻るには、丘陵地を上がってゆく形となります。河岸段丘となったいるのかも知れません。緑が豊かです。

小千谷市街に向かい、船岡亭わきの坂道を上ると、太陽の惑星を順番に表す「遊び心」があります。google mapの撮影車が入っていないため現地のみの遊び。惑星から格下げになった冥王(めいおう)星も健在です。

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へぎそばと並ぶ小千谷の名物は「錦鯉の里」

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へぎそばと並ぶ小千谷の名物は錦鯉の里です。240匹が見学できる錦鯉の里もおすすめです(入館500円)。

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気の利いたカフェはありませんが、クレープの星野屋は地元で人気。果物屋さんの経営でカフェスペースもあります。クレープは生クリームだけ(300円)など。フルーツをたっぷり使ったパフェもお値打ちです。

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近くの喫茶店「茶居夢」は外観は期待をさせませんが、地元のマダム御用達です。夜も開いているため宿泊時に便利。昭和風のお店で、動きませんがゲーム機の席もあります。カツカレー(950円)など。味は普通程度。

ラーメンなら遠征客も多い勝龍がおすすめ

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夕食はへぎそばのお店が閉じているため、ラーメンもおすすめです。町の中心からは5分ほど離れますが勝龍は人気店。角煮ラーメン(1030円)や写真の角煮みそラーメン(1100円)の角煮は、小料理屋が出すレベルです。スープは普通ですが、麺は卵たっぷりでもちもち。角煮も良いですが、そぼろも大粒でほろほろとした食感です。

店員は体育会ノリの横綱2人と若い衆2人くらいで回しています(時間帯による)。客足が途切れない人気店で、遠征組を含めた常連多数の愛されている店です。

小千谷は忙しい人に向いている

小千谷は忙しい人に向いていると言えます。

まず、混雑しないので旅行疲れしない穴場です。さらに、東京から越後湯沢まで新幹線を利用し、上越線普通に乗り換える行程が可能であることです。上越新幹線のMAXたにがわ号越後湯沢行きは、原則全席2階建てで座席数がかなり多く、指定席なしでも、東京駅なら着席しやすく、復路は越後湯沢が始発駅となります(ただしスキーシーズンは、ガーラ湯沢発)

さらに直前の宿泊も容易です。昭和風の古いビジネスホテルが2軒あるだけですが、GWですら4月23日にまだ空いていたほどです。さらに楽天トラベル未掲載の宿(観光協会サイト)も多くあります。さらに近隣の浦佐駅、小出駅、長岡駅周辺は観光客が少なくホテルの発掘は可能です。長岡駅から小千谷本町(町の中心)へは路線バスがあり、長岡は「洋風カツ丼」「イタリアン」「パリスのミルフィーユ」など隠れたグルメタウンです。

へぎそば屋も近いビジネスホテルニュープラザ

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ホテルニュープラザは小千谷本町バス停、錦鯉の里、へぎそばの角屋サンプラザ店、クレープの星野屋、茶居夢などが揃う町の中心部にあります。スーパー、セブンイレブンも近いです。ビズネス客が少なく、観光客も少数のため設備投資は難しく、建物や部屋は昭和風です。清潔度はOK。

朝食はオーソドックスなバイキング。小千谷、浦佐、長岡のビジネスホテルは、朝食はシンプルです。最近増えてきた豪華な朝食バイキングは、新潟市内のみとなります。

小千谷のおみやげ

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小千谷のおみやげでおすすめは、ちぢみ羊かん。糸を引っ張るとようかんが出てきます。

所要時間・費用

東京駅~越後湯沢駅 1時間30分程度 

越後湯沢駅~小千谷駅 1時間程度 

東京駅~小千谷駅 4430円(運賃) 2800円(新幹線自由席、越後湯沢まで)

ホテル代 5000~6000円程度(ビジネスホテルニュープラザ朝食つきの場合)

じゃーな(^^)/

※上越新幹線MAXたにがわ号の狙い目列車を「六日町」の記事に掲載しました。

www.jarna.jp

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