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鎌倉でミラーレス一眼・EOS M100の体験をしたのでレポートします

カメラ目当てでiPhone8かXへの買い替えを検討していたところ、キャノンがEOS M100という小型のミラーレス一眼を発売したことを知りました。この記事は、鎌倉でキャノンのEOS M100を体験したレポートです。

※ミラーレス一眼レフとしていましたが、ミラーレス一眼が正しい表現でした。改訂済みです。(id:gu-noneさんよりご指摘いただきました)

キャノンのEOS M100

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公式サイト

ゴツいイメージのある一眼レフやミラーレス一眼ですが、キャノンのEOS M100は、ご覧の通り。小さく、デザインも良いです。

iPhoneのカメラ性能はダントツに良く、背景がボケないことと夜景が撮れないこと以外に不満はありません。とくに料理写真では、すばらしい判断で良い仕上がりです。androidも持っていますが、カメラはほぼ使いません。しかし、iPhone8やXの写真の作例を見ると、どこか不自然な印象を受け、一眼レフやミラーレス一眼に興味を持ちました。

小さくてデザインの良い、キャノンのEOS M100がピックアップされ、鎌倉市観光協会が無料で貸し出していることも分かり、早速行ってきました。

鎌倉市観光協会でキャノンのEOS M100を無料貸し出し

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iPhone5Sで撮影

鎌倉市観光協会は、鎌倉駅西口を出てすぐ。江ノ電ビルの4階にあります。

  • 事前予約可能(3台) 電話0467-23-3050
  • 写真つき身分証明書、SDカードが必要。
  • 10:00~16:30(2日連続も可能だが、1度返却する)

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iPhone5Sで撮影

バッグ入りで渡されます。

  • 15~45ミリの標準レンズを装着したEOS M100本体。 
  • 55~200ミリの望遠レンズ。

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iPhone5Sで撮影

15~45ミリの標準レンズを装着したEOS M100本体は、ミラーレス一眼としてはとてもコンパクトで、カフェのカウンターに置いてもさほど違和感はありません。

操作は、SDカードの入れ方(挿入口のふたを爪で開ける)に戸惑っただけで、あとはスイッチを入れれば、全て液晶画面で指示してくれます。オート撮影(A+)にしておけば、半押ししてピントを合わせ、構図を決めシャッターを押すだけです。

キャノンのEOS M100で食べ物撮影

観光案内所のすぐそばに、カフェロンディーノがあります。

ある程度の光量があり、被写体が近く、プログラムによる状況判断が求められる食べ物撮影は、iPhoneの得意とするところですが、一応比較してみます。

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トーストを撮影すると、パッと見た感じは大差がありません。ツナやお水は、EOS M100の方がピントが合っていますが、iPhoneはかなり前の世代のため、許容範囲かと思います。

深度のない、平面的なものの撮影では大差がないと感じました。

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一方、数十センチでも被写体に深度があると、iPhoneとミラーレス一眼の差は如実に出てきます。iPhoneでは、カップでなくプリンを見せたいことが、構図でしか表現できませんが、EOS M100では、ピントの差ではっきりと表現できています。

もちろんiPhoneの8やXでは、ポートレートモードで背景をボカすことができますが、その都度設定が必要で、背景がやや不自然な気がします。EOS M100では、オート撮影でも、これだけの撮影ができますので、操作手順が楽です。

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iPhone5Sで撮影

意図的に背景を取り込み、深度を深くすると、iPhoneでは限界があります。

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EOS M100で撮影

ミラーレス一眼のEOS M100での撮影です。オート撮影でもこれだけの写真になります。筆者は、カメラ撮影はほとんど経験がないので、ピントが少しずれてしまっていますが、上手な人なら、もっと良い写真になると思います。

※撮影場所:鎌倉駅西口すぐのロンディーノ。ランチが700円のおすすめ店です。

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公式サイト

EOS M100は、お気づきのようにインスタ女子がメインターゲットです。

  • スマホと連携し、すぐにアップできる機能。
  • 1眼レフ(ミラーレス一眼)を女子会に持参すれば、ちょっと怖い人?ですが、気軽に持ち込める小ささとデザイン。
  • 液晶が1回転し、自撮りももちろん可能。美顔モードもあります。
  • スマホに近い操作性。ピントを合わせたい場所をタッチするだけでも、自動的に撮影できます。

江ノ電で鎌倉高校前へ

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EOS M100で撮影(オート)

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EOS M100で撮影(オート)

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EOS M100で撮影(オート)

鎌倉高校前は人気の撮影スポット

江ノ電の鎌倉高校前は、海外の人も多数訪れる、人気の撮影スポットです。漫画・スラムダンクに登場して火がつき、以来ずっと人気が続いています。

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iPhone5Sで撮影(Microsoft標準のソフトで自動補正)

海がとても美しい場所で、iPhoneでもきれいな写真が撮れます。平日昼過ぎでも数十人の人がいますので、土日祝日は、早朝に訪ねた方がよさそうです。

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EOS M100で撮影(Microsoft標準のソフトで自動補正)

EOS M100での撮影です。ピントがおかしく、いろいろと失敗作ですが、これが一番まともでした。背景が海になり、動くものの撮影ですので、ミラーレス一眼初日では厳しかったようです。

カメラは良いものを持てば上手く写るわけでなく、経験と粘り(納得ゆくまで帰らない)が必要だと感じました。この日は時間がなく、30分くらいで撤収しました。

EOS M100 望遠レンズは必要なの?

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キャノンEOS M100は、ミラーレス一眼カメラとしては、画期的に小型化に成功していますが、標準レンズでの話です。望遠レンズもそれほど重くはありませんが、かさばることは事実。

また、付け替えるには、標準レンズにふた→外す→望遠レンズのカバーを外す→標準レンズにカバー→望遠レンズを装着→望遠レンズのふたを外すの6手順が必要となります。

まず、15ミリから200ミリの写真をお見せします。鎌倉高校前駅から江の島方面を望みます。

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いずれもEOS M100で撮影

いかがでしょうか? 望遠レンズは確かに面白い写真が撮れそうですが、普段使いなら標準レンズでも十分かと思います。実際に今回の撮影でも95%くらいは、標準のレンズでも足りました。

1キロ先のディテールを撮影したいなら、望遠レンズが必要

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EOS M100で撮影(望遠レンズキット)

極楽寺切り通しという高台から、約700m先の由比ガ浜を撮影しました。望遠レンズ(55~200ミリ)の目一杯、200ミリを使えば、人の動きまで分かります。iPhoneのズームは、原則としてもとの画像をトリミングして望遠を表現しますので、画質は落ちますが、一眼レフ(ミラーレス一眼)では、画質の劣化は(それほど)ありません。

このように、1キロ前後先のものを撮影したい場合、望遠レンズの出番です。さきほど例に挙げた、鎌倉高校前駅から江の島のあいだは、1キロ強です。

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EOS M100で撮影(標準レンズキット/Microsoft標準のソフトで自動補正)

長谷寺から由比ガ浜を望む場所です。標準レンズ(15~45ミリ)に楽に収まる30ミリで撮影。長谷寺から由比ガ浜は500mくらいですので、望遠レンズ(55~200mm) では過剰装備で、全景が写らなくなります。

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EOS M100で撮影(標準レンズキット)

高さ約13mの鎌倉大仏は、もちろん標準レンズ(15~45mm)でOKです。

カメラ初心者のため、表現がふさわしいか分かりませんが、1キロ先のディテールを撮影したいなら、望遠レンズが必要とまとめてみます。

近い被写体でも望遠レンズが活用できるとき

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EOS M100で撮影(望遠レンズキット135mm)

一方、近い被写体でも望遠レンズが活用できるときもあります。大通りの撮影でよく見かける、ザワザワした絵は、望遠レンズでしか撮れません。鎌倉の小町通り。

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EOS M100で撮影(望遠レンズキット110mm/Microsoft標準のソフトで自動補正)

いろいろ失敗作ですが、こういうザワザワしたやつ。鶴岡八幡宮。

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EOS M100で撮影(望遠レンズキット150mm)

鳥さんを撮影したい人は、望遠レンズが絶対に必要。近くに来ることはないし、逃げてしまうからです。ちょっと面白い区分けをすれば、次のようになります。

  • 鳩 … 標準レンズでOK
  • 鳩以外 … 望遠レンズが必須

交換用の望遠レンズを買わないならコンデジでも良い

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EOS M100で撮影(鎌倉小町通り・イワタコーヒー店)

いかがでしょうか? 一眼レフ(ミラーレス一眼)の特徴は、何と言ってもレンズ交換ができることです。しかし、旅行先の風景や人物を中心に撮影するなら、望遠レンズはなくても大丈夫です。

望遠レンズが必要な人

  • 1キロ先のディテールまで撮影してみたい。
  • 大通りや参道のざわざわ写真など、特殊なテクニックを磨きたい。
  • 鳩以外の鳥さんを撮りたい。

上に加えて接写レンズ(草花・虫)も必要なければ、荷物がかなり増えるため、費用対効果のバランスから一眼レフ(ミラーレス一眼)は必ずしも必要なく、コンデジが向いていると言えます。

※広角レンズは35ミリ以下ですので、標準レンズ(15~45ミリ)に含まれます。

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EOS M100で撮影

もし上のような写真を求めるなら、現在のコンデジは楽々対応しています。

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EOS M100で撮影(小町通り・鎌倉壱番屋)

ミラーレス一眼のEOS M100で撮影していますが、コンデジでも問題なく撮れる写真です。

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EOS M100で撮影(標準レンズキット)

遠景のディテールを狙うような意図がなければ、風景撮影も、標準レンズで十分です。

一眼レフ(ミラーレス一眼)が必要な人

  • レンズの付け替えがぜひ必要(望遠・接写など)。
  • 旅行のついでに撮影をするのでなく、撮影が主目的で出かけることがある。
  • 荷物をコンパクトにという習慣がなく、レンズに費用をかけられる。

改めてEOS M100の実力を確認

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EOS M100で撮影

ミラーレス一眼EOS M100を扱いながら、コンデジの話になってしまったので、念のためEOS M100の実力を確認。

初めてミラーレス一眼を触った人間がフルオートで撮った写真ですが、食器の質感の表現力と、光と影の描写力には驚きました。カトラリーケースの籐(とう)や敷いてある布の質感も見事です。iPhoneでも同じ絵を撮影しましたが、比べるのが気の毒なほど、劣っていました(ただしiPhoneは5sです)。

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EOS M100で撮影

オートモードでシャッターを押すだけ。PCでの補正もほとんど必要ありません。

(まとめ)旅行メインの自分はコンデジにしますが、EOS M100も良いカメラです。

旅行がメインで、撮影がサブの自分はコンデジにします。

コンデジはソニーのRX100シリーズが、圧倒的に高評価を得ています。現在第5バージョン(M5)まで出ていますが、全バージョンがいまだに売れ続けています。価格が手ごろなのはM2(=第2バージョン)です。1型センサー搭載。ちなみにiPhoneカメラの高性能は、ソニー製のセンサーが支えています。

追記:RX100M2は、望遠の際に、気をつけてもブレることが多いとの口コミが何件か。望遠が100ミリまであるのは魅力だが、古い機種だけに若干の不安も。M3以降はかなり高くなってしまう。

キャノンのPowerShot G9 X Mark II(またはPowerShot G9 X)が強力な対抗馬。色にシルバーがあるのが良いです。キーワードは1型センサー。iPhone5s・6・7・8は、3分の1型センサーに過ぎず、おのずと限界があります。

追記:PowerShot G9 X(初期)も在庫は少しある。Mark IIのほうが画像処理能力は高いが、屋外なら差はなさそうだし、プロが気にするレベル。大きいのはMark IIは、Bluetoothでスマホと常時連携できる点。撮った先から、スマホやipadで画像を確認でき、SNS発信も可能。差額を出す価値がある機能だと思う。

デザイン重視なら、レンズ交換を当面一切しないとしても、ミラーレス一眼のEOS M100がおすすめです。

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以上、ミラーレス一眼カメラを鎌倉で無料体験したレポートでした。ミラーレス1眼を初めて使ったため、作例や知識等に不十分な点があります。お許しください。

ham29.hatenablog.com

RX100 vs G9 X Mark IIに絞るまでの過程で、はむの備忘録さんにアドバイスを頂いています。

以下の記事にも、EOSM100の作例を掲載しています(写真にEOS M100で撮影を記しました)。

鎌倉は個室タイプのゲストハウスの宝庫です。ビジネスホテル並みのプライバシーを確保しつつ、数千円で宿泊できます。 

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今回宿泊したのは、プラージュ由比ガ浜です。完全個室のゲストハウスで、格安。壁が少し薄いだけで、欠点はなし。江ノ島シーサイドゲストハウスと同じく、共用ですがシャワーでなく浴槽があるのが有難いです。

※海が見える部屋が良ければ、割高ですが海宿食堂 グッドモーニング材木座(楽天)がおすすめです。

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