小田原にかまぼこ博物館があるのを、知っていますか? たまたま、休館明けのリニューアルオープンの日に訪ねることができました(2016年9月22日)。揚げたてかまぼこ、体験コーナー(予約)、製造見学、お土産コーナーなどの感想です。
かまぼこ博物館は、小田原駅から、箱根登山線で2駅。風祭(かざまつり)駅という、小さな駅で降ります。かまぼこの里は、風祭駅の箱根湯本方面ホーム直結です。
かまぼこの里・鈴なり市場(即売)
駅ホーム直結、かまぼこの里のすずなり市場は、かまぼこ、干物などの即売所。おみやげのほか、イートインコーナーもあります(2か所)。
すず天が人気
人気を集めていたのが、揚げかまぼこのすず天のコーナーです。揚げたてを手渡しので販売するほか、パック売りも、当日に揚げたものです。
揚げたてコーナーにあった、おっととライス(250円)。高いので余り乗り気がしなかったのですが、同行者が興味津々のため、イートイン。
魚のすり身に、お米を混ぜて揚げたもの。すり身自体の味に、揚げ油や米の甘さ、食感が加わり、大ヒットでした。即持ち帰り用を購入しました。
※おはぎ屋さんも人気を集めています。期間限定商品は良かったですが、肝心のこしあんが今ひとつでした。
かまぼこ博物館
すずなり市場やかまぼこ博物館は、小田原鈴廣(すずひろ)という名門のかまぼこ屋が運営しています。鈴廣は、天皇家が、宮中祝宴の際に、招待客にお配りになったかまぼこのメーカーです。
かまぼこ博物館は、2016年9月22日にリニューアルオープン。10月22日にも食と科学のフロア(3階)が追加オープンします。
かまぼこ作り体験コーナー(予約制)や、ガラス越しに見学できる製造工場は以前からありましたが、手前に見える、かまぼこの知識の展示コーナーが新設されました。
かまぼこの知識の展示コーナー
例えば、ピンクのかまぼこは、どんな材料で着色されているか知っていますか?かまぼこの模型を、クルリンパすると、裏に「サボテンに付くエンジ虫」という答えと、解説が載っています。
かまぼこ作り体験コーナー(予約制)
体験開始前の静寂につつまれる体験コーナー。体験開始!
お父様!お子の首が!
このあと無事に救出されました。お子が被っているのは、衛生キャップですが、旅の疲れからか黒塗りの高級車……でなく、かまぼこ作りには興味がわかなかったようです。
ちょっと珍しいお土産
ちょっと珍しいお土産〜
インスタ映え
インスタ映え〜
工場見学は外国人にも人気
かまぼこ博物館は、存在も知らず、訪ねる予定はなかったのですが、湯河原のゲストハウスで知り合ったハワイ州の方が、かまぼこ作りを見たいということで、同行させていただきました。
味噌と卵は合うので、名古屋の味噌煮込みうどんが好きとのこと。かなり日本の食に詳しい方でした。
姉妹サイトにブラタモリ小田原編の記事があります。
【ブラタモリ小田原編】小田原の歴史・地形・観光ルートまとめ #28
熱海のオーシャンビューのゲストハウス。普通の個室もあります。