南房総市の観光、カフェ、道の駅のおすすめをご案内します。道の駅とみうらのびわソフトやカフェなど、見どころがたくさんあります。
※キュレーションではなく、現地取材記事です。
南房総市とは?
房総半島の最南端のイメージがある館山市ですが、最南端は南房総市。館山市を包囲するように位置する、合併によってできた市です。
- 東京駅から特急利用で約2時間(片道3200円)
- 横浜駅から高速バス等を利用して約2時間半(片道2390円)
- 大宮駅から途中高速バスを利用して3時間弱(片道2860円)
超穴場 内房線富浦駅/南房総市
南房総市へは、クルマや高速バスで訪れる人が目立ちます。JR富浦駅は、内房線にあるローカル駅です。夏は、原岡海水浴場があるため、多少にぎわいますが、それ以外のシーズンは閑散としています。
とりあえず海へ向かってみよう/南房総市の観光
南房総市の海岸の観光スポットとして、野島埼灯台、白浜海岸、岩井海岸などが挙がります。しかし、いずれも景観は地味で、海水浴や運動部の合宿のイメージが強い場所です。
富浦の海岸も比較的地味なほうですが、写真映えする要素があります。電車で訪ねた場合、とりあえず、海に向かうのがおすすめです。
海へ向かう小径です。夏はこの道は、海水浴客で賑わいますが、シーズン以外は閑散としています。
富浦の海の、右手側の風景です。岩場こそありませんが、海岸の景観に欠かせない、海にはり出したこんもりした森が存在。
左手には、富浦を特徴づける、長い桟橋(さんばし)。穴場ですが、南房総市の観光スポットとしておすすめです。
「勇気があれば 歩いてみよう アメリカへ」
「自主制作 映画くらいは 撮れそうだ」
南房総市の海の観光スポットは、野島埼灯台、白浜海岸、岩井海岸で、写真を検索してみればわかる通り、非常に地味で良い写真の撮影が難しいです。唯一絵になるのは、高台から見下ろした、住宅地の景色を取り込んだ岩井海岸くらい。
富浦の海岸は穴場ですが、ちょっとした観光ならおすすめです。
琵琶倶楽部(道の駅とみうら)/南房総市のカフェ、道の駅
自然景観を生かした見どころが少ない南房総市において、外せない観光スポットは、道の駅とみうらです。富浦駅からも、海岸からも徒歩15分程度。夏だとちょっときついですが、秋から春ならよい散歩道です。
クルマなら、富浦ICを出て、信号を右です。
道の駅とみうらでは、枇杷倶楽部の「びわソフト」がおすすめです。写真の入口を入って左手です。枇杷倶楽部以外にもびわソフトがありますが、積極的に千葉市などで試食会を行っている枇杷倶楽部がおすすめです。
プレミアムびわ葉ソフト(450円)。ソフトクリームとしては、非常な力作です。滑らかでふわふわの食感と、自然で濃い味が魅力。
びわの葉を練り込んだ意欲作ですが、完全な抹茶味になってしまい、びわの果肉が生きていないのが難点。
プレミアムびわソフト(450円)がおすすめです。写真は、千葉のデパートの物産展に出店した琵琶倶楽部カフェで注文したもの。写真はオリジナルで、ドロボーまとめではありません。
道の駅とみうらの枇杷倶楽部では、1度目は「びわ葉ソフト」でなく、「びわソフト」を強くおすすめします。なお、プレミアムでない通常のコーンタイプは、50円安くなります。
道の駅とみうらの庭園側にあるカフェ/南房総市のカフェ、道の駅
道の駅とみうらで、カフェを選ぶ場合、庭園側にあるカフェがおすすめです。枇杷倶楽部は、駐車場に面していますが、奥にある「カフェレストラン」のほうが、居心地、景色とも良くなっています。
なお、2階のソファはカフェの敷地でなく、階段を上がり自由に利用できます。
道の駅とみうらの奥にある、「カフェレストラン」からは、南房総市の自然を存分に生かした庭を眺めることができます。道の駅内ですが、カフェとしてかなり優秀。できれば平日、週末なら午前中訪ねたい場所です。
道の駅とみうらは、2000年に「全国道の駅グランプリ」で最優秀賞を受賞した道の駅です。
びわの温室を抜けて富浦駅へ/南房総市の観光
道の駅とみうらから、JRの駅に向かう場合、 道の駅とみうらを出て、向かい側の駐車場あたりから抜けていきます。南房総市役所付近を通ります。スマホの地図を開いていないと、迷いやすいのでご注意ください。
途中びわの温室を見ることができます。電車と徒歩の旅行の魅力です。なお、びわの温室は、富浦駅のホームの隅の方からも見ることができます。
(まとめ)南房総市 観光、道の駅、カフェのおすすめ
南房総市 観光、道の駅、カフェのおすすめをまとめます。
ポスターの写真を張るだけの、ドロボーまとめです(笑) 公式のポスターも道の駅とみうらを推していることがわかります。
少し補足すると、富浦の見どころは海とびわがメインですが、駅から海へ行く途中にある「釜新肉店」のイカメンチ(150円)は通に人気です。
富浦駅周辺は、人が少ないので、のんびりとくつろぎたい方にはおすすめです。
おまけ 南房総市、合併の裏事情
南房総市は、名前がわかりやすく、何となく知っているような気がしてしまいます。しかし、館山を包囲するような合併市であることは、県外の人はあまり知りません。館山市と現・南房総市の町村でちょっと揉めたようです。裏事情まで。
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