秋冬に最適な、サンド系のアイスクリームが人気を集めています。私は、2016年の「サンド系アイス戦線」は、いまのところ、セブンイレブン+赤城乳業のタッグの勝ちだと思っています。【2016年12月記事改訂】
セブンイレブン+ロッテも「サンド系アイス戦線」に参入
セブンイレブン+ロッテによる、「バターが贅沢に香るクッキーサンド」(170円)は、11月上旬から順次店頭に並び始め、その後も安定して販売されています。
売りは何と言ってもクッキー部分。クッキー単品としても成立するクオリティです。
クッキーは、ライバルの、赤城乳業「ショコラ&フランボワーズ」のような乾いた感じでもなく、ロッテの「しっとりやわらかなフルーツケーキのアイスサンド」(160円)のようなしっとりした感じでもありません。悪く言えばどっちつかず、良く言えばバランスが良いと言えます。
クッキーの原材料は、マーガリンや、ショートニングが多く、バターは少なめ。バター香るというキャッチフレーズには、ちと及びません。
240kcal。サイズ感がやや小さい分、アイスクリームは濃く仕上げています。感触としては、油脂を多めに使っているのではと思いましたが、ロッテの「しっとりやわらかなフルーツケーキのアイスサンド」のように、原材料の上位に「植物油脂」は見当たりません。空気を抜く製法で、濃厚感を出しているようです。
アイスのインパクトが強く、バタークッキーが負けてしまいがちな点が、今後の課題です。
「セブン バターが贅沢に香るクッキーサンド」をネット検索すると
「セブン バターが贅沢に香るクッキーサンド」をネット検索すると、某専門サイトが上位にヒットしました。
参考になる記事ですが、セブンの公式ページを読んだあとに確認すると、主要な内容が、公式ページのコピーであることに気づきます。企業サイトの商品情報をそのまま引用するなら、ブログの存在価値はありません。企業が流すPRを、ユーザーの立場でチェックし、取捨選択し、自分の言葉で説明してゆくのがブログの役割です。
多くの人が、食品なら本当においしいのかな、商品なら本当に使えるのかな、を確かめるためにブログを見ているはずです。公式サイトの情報のままでは、あまり言葉は良くないですが、googleの言う「実質のないコンテンツ」になってしまします。コピーされた情報だけで、ジャッジが不十分な場合、コンテンツは空ですよね?という、辛口のgoogle先生らしい表現です。