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鎌倉・明月院のあじさい。今年は長持ち。2018年は、6月第2週〜5週が見頃

今年のあじさいは早いとの下馬評通り、鎌倉のあじさいの代表格、明月院(めいげついん)のあじさいが満開になりました。2018年は6月第2週〜第5週が見頃となります。2018年6月1日(金)の明月院の様子をお伝えします。

明月院は北鎌倉駅下車徒歩10分

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明月院(めいげついん)は、別名あじさい寺として知られる、鎌倉あじさいの代表格のお寺です。鎌倉大仏に近い長谷寺と成就院が同格で3大名所を形成しますが、成就院はあじさいの植え替え工事の関係で、情報収集が必要です。

明月院は、JR北鎌倉駅東口を線路沿いにまっすぐ。踏切が見えたら左に曲がるだけ。案内表示も多く、行きやすい場所です(徒歩10分)。小川沿いの散歩道も魅力で、いくつかカフェがあります。

明月院は、拝観終了まぎわが狙い目

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明月院の正門です。6月は8:30〜17:00の長めの拝観時間です。拝観にかかる時間は、平日なら20分程度、休日は40分以上を見込みます。

今回は、6月1日(金)の16時30分に到着。写真はそのときの様子で、狙い通り混雑は軽めでした。参考までに、同じ日の別の方のツイートを挙げておきます。

追記 6月3日(日)の行列状況です

  • 明月院 朝8時30分ごろ、行列最後尾は、徒歩10分かかる北鎌倉駅。
  • 長谷寺 朝9時ごろ、75分待ち。

※混雑を回避してゆっくりと回りたい方には、八景島をおすすめします。シーパラダイスとは別の敷地のため入場無料で、平日は特に余裕があります。

www.jarna.jp

 

 

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明月院には、あじさいの撮影スポットが数え切れないほどあります。あじさいの写真撮影を意識したしつらえも、明月院の人気の秘密です。

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明月院を象徴する品種が、青いあじさいです。

※明月院の青いあじさいは徐々に濃くなります。混雑は増しますが、青色にこだわる場合には、少し遅いタイミングを狙います。

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赤いあじさいも印象的。

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がくあじさいもあります。がくあじさいは、現在主流の手まり型のあじさいの原種です。手まり型のあじさいは、全て改良種です。

明月院の2大スポットの1つ

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順路に従って歩くと、大勢の人が並んでいる場所があります。平日閉門間際で20人近く並んでいましたので、ピーク時には100名を超えそうです。

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明月院で絶対に外せない撮影スポットである丸窓。上の行列は、丸窓の撮影待ちのものです。鮮明な映像を投射したように浮き出て見える不思議な光景は、異世界への入り口のようです。

インスタ映えは、丸窓を背景に同行者に撮影してもらうパターンか、丸窓の風景を手に載せるように撮影したパターンです。

開門前に先頭近くに並べた場合、券売所を入って右・左と進み、鎌倉石の階段の写真を、下から撮ると良いでしょう。石段を多くの人が登り始めると、写真の印象は落ちます。続いて、敷地奥にある丸窓の列に並べば完璧です。鎌倉や江ノ島はゲストハウスの激戦区で、完全個室型が多くあります。前泊もおすすめです。

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お地蔵さんも、大切そうにあじさいを抱いています。お地蔵さんは、全部で3か所あります。

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鎌倉は、山に囲まれ土地が狭小なため、多くの寺院は山に建てられています。柔らかく加工しやすい鎌倉石を、境内に穴を掘り産出し、鎌倉時代からよく利用されています。この辺りの事情は、ブラタモリ鎌倉編が詳しいです。

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明月院では、あじさいを使った様々な工夫があります。

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鎌倉でよく見られるマダムです。鎌倉石同様、鎌倉で多く産出されます。

明月院の2大スポットの2つ目

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鎌倉石の階段は、あじさいの人気撮影スポットです。階段下には行列ができます。

この階段は、人で埋めつくされてしまうことも多く、今回は幸運でした(下に一眼レフ組が多く、雰囲気を察してどいてくれました)。

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明月院で見落としてはならないスポットは、寺院の案内板にもある、丸窓と鎌倉石の石段です。

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あじさいの写真をたくさん撮って満足し、頼んでおいた御朱印を回収し忘れる人が多いようです。

明月院でのランチ(夕食)は?

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明月院や北鎌倉駅周辺は、カフェはいくかありますが、ランチ(夕食)は高級店や予約制のお店が目立ちます。夕食の時間になりましたが、鎌倉駅に移動しました。あしなやは、地元の方が愛用している食堂です。

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あしなや名物のサンマー麺。やさしく甘口にまとめた醤油のスープに、あんかけの野菜がのります。キャベツの芯などはなく、非常に完成度の高いラーメンです。サンマー麺は、神奈川名物の1つです。

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他店では見られないほどの縮れが特徴の細麺は、スープを拾い切ります。

以上、鎌倉・明月院のあじさい。今年は早めで週末〜6月第2週が見頃、でした。例年より見ごろが早いのでご注意ください。明月院には、全国から写真家や観光客が集まり、大変混雑します。

ポイントは以下の通りです。

  • 明月院は開門前に並ぶ。スケジュールが厳しい場合は、ゲストハウスが狙い目。鎌倉地区は激戦区で、完全個室が目立ちます。
  • 明月院は、閉門間際もねらい目。
  • 長谷寺は、極楽寺から徒歩で向かうと混雑が多少緩和。

 

 

近況報告:今日は、神奈川で請負業務(面接指導)があり、終わったあとすぐに明月院に向かい、閉門30分前に到着できました。

 

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明月院の撮影はコンデジ。全てオートです。時間がなく、やや急ぎの撮影となってしまいました。

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