京王線・明大前からすぐの明治大・和泉キャンパスの桜が満開になりました。混雑やビニールシートと無縁の隠れたお花見の名所です。
- 大学でお花見 … 大学のキャンパスは現在春休み。混雑、ビニールシート、ゴミのない、静かなお花見が楽しめます。
撮影は、コンデジです。
京王線の明大前駅から徒歩数分の明治大学(和泉キャンパス)
明大前駅を出て右に行き、歩道橋を渡るとすぐに明大の和泉キャンパスです。正門を入って正面のいちばん大きな桜の木は、満開を迎えました(3月26日)。
めいだいと言えば、愛知では名古屋大ですが、首都圏では明治大を指すのです。
- 2018年3月17日 開花(東京都)
- 3月26日撮影 満開
- 2019年3月21日 開花(東京都)
- 【満開予想期間】3月28日(木)~4月3日(水)
明治大の桜 正門左の自転車置き場の桜並木
最初に見ておきたいのは、正門すぐ左の桜並木。学生の自転車置き場に沿って桜が咲いています。
真ん中に月が見えます。
自転車置き場のいちばん奥まで行き、正門を見たところです。
明治大の桜 メインとなる中庭の桜
大きな中庭、ひときわ目立つ桜の大木があります。
桜は満開になりました。
もう1つの見どころが、中庭の突き当たりにある池のほとりの桜。この桜も大きく咲いています。周りにはたくさんベンチがありますが、春休みのためすべて空いています。お茶やコーヒーは、自販機で購入できます。
音符のように咲く桜。
明治大のカフェは、平日と土曜日はオープン
正門近くの図書館にはカフェがあり、平日と土曜日に営業中です。春休みのため、利用者はほとんどいませんでした。正面に中庭の桜が見えます。
大学桜の意外なメリットは、建物を背景にできること。桜の撮影の大敵は曇り空ですが、曇った場合に建物を背景にすると良いです。
現在の大学は改築が進み、見栄えがする新しい建物か、保存する価値がある伝統建築のどちらかが多くなっており、写真映えはします。
緑の木々を背景にしても引き立ちます。
※写真は素人なので、話半分に聞いてください。
(参考)このほか、敷地奥の古い校舎の谷間にも、桜が咲いています。
京王井の頭線の線路沿いへ足を延ばすのもおすすめ
明治大学の正門を背に左(駅を背にして右)に行くと、京王井の頭線の線路に出ます。
京王井の頭線の線路を渡ると、玉川上水の古い水道管を見ることができます。
玉川上水は、江戸が発展した際の水不足を補うために、多摩(羽村)から江戸城付近へ40キロに渡って敷かれたものです。
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京王井の頭線の線路沿いの道を永福町(吉祥寺)方面へ少し歩くと、井の頭線が撮影できる場所があります。
線路沿いの道をさらに歩くと、桜を背に京王井の頭線を撮影できる場所があります。
明大前、永福町間は、距離が短いので永福町駅まで歩くのもおすすめです。
ちなみに京王井の頭線は、戦前は小田急の路線でした。その後戦時体制で、東急線(大東急)に組み込まれ、戦後京王に移管された歴史があります。
永福町の駅前には、永福町系大勝軒の元締めである、有名なラーメン店があります。
以上、混雑無縁 明治大の桜が満開になりました! 大学でお花見でした。大学桜は、ビニールシートと喧騒が苦手な方にはおすすめのお花見です。大学は春休みのため当然すいており、ベンチなどもほとんど空いています。
明大駿河台キャンパスの桜は?
なお、明治大の駿河台キャンパスは、桜がほとんどありません。上の構図の写真を見かけることがあると思いますが、ほぼこれしかないという周辺の桜をうまく写し込んだものです。行列店の讃岐うどん丸香のそばに、桜があります。
また、明治大には中野キャンパスも新設されました。中野キャンパスは、中野四季の森公園に隣接していますが、こちらはビニールシートを敷いて宴会ができる、典型的なお花見スポットとなります。
今週のお題「お花見」