日本のトップスターに位置するSMAPが、メンバー同士の仲の悪さを理由に、破局に至りそうだ。
SMAPは20年前にデビューした6人組で、それはアメリカ合衆国で言えば、同時期に(正確に言えば少し前だが)、全米を席巻した5人組、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックに似た偉大な男性ポップグループだ。ニューキッズはやや短期的なブームだったが、SMAPは彼らの人気をその後20年間に渡り維持し、30曲を超えるナンバーワンソングを生み出し続けてきた。
SMAPは、昨年末から2016年の夏にかけて、壊れた。原因はもっとも人気のあるメンバーである木村拓哉(いわゆるキムタク)の行動にある。昨年末SMAPの全てのメンバーは、彼らがまるで母親だと感じていたマネージャーとともに、勇んで事務所を後にしようとしていた。 彼女は過去に、事務所が夕方のマーケットストアの売れ残りのように持て余していたSMAPを、廃棄処分から救った命の恩人なのだ。人気グループのように奇抜な衣装を着て、踊って歌を歌っても人気の出ないSMAPに対し、彼女は(事務所の伝統的方針に反し)バラエティ番組での出演機会を与えてスターダムに押し上げたのだ。
しかし、彼女はすでに解雇されている。彼女は日本のほかの一つの大事務所であるバーニング社に相談を持ちかけていると報じられている。しかしこの報道をしたサイゾーというゴシップメディアを、私は信用してよいか分からない。現在、多くのファンが嘆き悲しみ、彼らのCDを買い続けることで事態を打開しようとしている。しかしメンバーの決意は固いようだ。
私たちにできることは何だろうか。
私は、SMAPが「シカゴ方式」を取ることを提案したい。言うまでもないことだが、シカゴはアメリカ合衆国で最も成功したポップバンドの一つであり、Hard to Say I'm Sorry(邦題は「素直になれなくて」だ)が一つの代表曲である。そして多くの人が知っているように、シカゴは人気絶頂期に、そのボーカリストを入れ替えている。
出典:Chicago (band) - Wikipedia, the free encyclopedia
創成期からのメンバー、ピーター・セテラ(Peter Cetera)はシカゴの唯一無二のボーカリストであり、シカゴそのものだった。
上のミュージックビデオ(ソロ)は、あなたにピーターセテラの才能を1分以内に分からせるだろう。
シカゴは、人気絶頂期に意見や活動方針の違いから、壊れてしまった。ボーカルのピーターセテラが脱退したあと、彼らは新しいボーカリストを招聘(しょうへい)した。確かに新しいボーカリストは、どこか頼りなくピーターセテラにはかなわない(日本のオールドファンは、カルロストシキはたしかに上手いが、杉山清貴にはかなわないことを思い出そう)。それでも、その後楽曲に恵まれ、全米ナンバーワンヒットを得ている。
SMAPもシカゴ方式を採用できるだろう。キムタクを追放し、キムタクの代わりの新しいメンバーを招くのだ。誰が代わりを務められる?あなたはそう思うかもしれない。
しかし、SMAPは隠されたメンバーを持っており、彼は最初はキムタク以上の期待を集めていたのだ(SMAPの「センター」が、はじめは彼であったことは、日本でもあまり知られていない)。彼は現在オートレース場にいる。しかしすでに十分すぎる成績を挙げているし、最近は年齢も高くなってきた。私は彼がキムタクの代わりをできるのではないかと考えている。
しかし、この記事を執筆しているさなかに、彼の浮気報道があったというメールが、私のデスクトップに届いた。多くのファンは、彼が仲違いを修復するキーマンになるのではないかと期待していた。これを報じたのは日本のゴシップ雑誌『女性自身』である。この雑誌はライバルの『女性セブン』と比べれば、SMAPの所属するジャニーズ事務所の意向にベッタリではないので、事務所の差し金ではないと見られている。しかし、かすかな希望がまた消え失せてしまったことは、ファンをさらにがっかりさせているようだ。全く、救いようのない事態である。
※記事の最後に、画像あり。
追記
SMAPのことは書き尽くされているため、アメリカ人ベテラン記者視点で書いてみました。その後、コンビニ行き、驚くべきものを発見。
香取慎吾がテロ首謀者に例えられ、批判されている。「フラッシュ」は光文社。調べたら、ジャニーズカレンダーの販売権(昨年度、2015年度版)を割り当てられている。(察し
資料 今年度、2016年度版カレンダー割当リスト
Kis-My-Ft2
小学館
報道実績:女性セブンほか
ジャニーズWEST
ワニブックス
報道実績:WiNK UPほか
SexyZone
ホーム社(集英社系列)
報道実績:duetほか
ジャニーズJr
集英社
報道実績:Myojoほか
A.B.C-Z
学研プラス
報道実績:POTATOほか
2016年には、前年実績がある出版社のなかで、光文社だけが選考に漏れている。来年度に向け(察し
↑ 予備校で教えていた生徒が始めた、微妙なブログです(笑)こうしたらいいよと、指導してあげてください!