改めてブログ運営(副業)に重要なこと。しばらくブログ更新間隔が、空いてしまいました。某ブロガーさんとお会いしたので、久しぶりに更新しました。
複数ブログを運営していると……
写真:最近は仕事を兼ねて、三島によく行っています。
複数ブログを運営しています。このところ、主要なキーワードでの順位低下が複数あり、ほかのブログに時間を取られていました。
読者の方は、1つのブログ派でしょうか、それとも複数ブログ派でしょうか? 1つのブログに専念するか、複数ブログを展開するかは、難しいところです。
- 1つのブログに専念:力を集中でき、細部まで手が入るため、読者や検索エンジンからの評価が上がる。
- 複数ブログを運営:色々と手を出しているうちに、あらぬところから芽が出て、人気ブログに育ち、収益化にも成功する。
自分の場合は、更新しているブログは現在6つあり、更新を止めてお星さま(別名、サテライトサイト)になったブログを合わせると、10は軽く超えます。それぞれの更新は確かに大変なのですが、メリットもいくつかあります。
- どこから火が着くか分からない。あまり決めつけずに手を広げることで、思わぬヒット記事が生まれる。
- あるブログで上手く行かないことがあっても、ほかで気分転換をしているうちに、解決策を思いついたり、順位が上がっていたりする(時間が解決)。
はてなブロガーの悩みを見ていると、1つのブログやテーマにこだわるがゆえに、袋小路に入っていることが多いようです。
はてなブログの方は、会社員の方も多いので、複数ブログ運営はなかなか難しいかもしれませんが、やっている人はやっている印象です。確かに1ブログに絞って、リライトも、デザインも完璧にというのは、仕事として楽しいし、やりがいも感じます。
しかし、そこまで甘くないです。どのサイトをどのくらいやれば成果が出せるのかは、プロ級の人でも、断言できない部分があります。
はてなブロガーのおしょぶ~さんをご存知ですか? 恐らく多くのはてなブロガーより年齢も高いし、PCも始めたばかりであらせられるし、仕事も家事も忙しい方です。それでも、2ブログをフリークエント更新されているので、若手は頑張らないといけないですね。
ということで、複数ブログを運営しており、主要なキーワードでの順位低下が複数あり、ほかのブログに時間を取られており、当ブログの更新頻度が落ちていたという話でした。
2人オフ会(情報交換)してきました
はてなブロガーのかもしさんに声をかけていただき、2人オフ会(情報交換)してきました。
satorukamoshida.hatenablog.com
基本的に腰が重いので、あまりオフ会には行きませんが、これまでに誘っていただいた方の傾向を見ると、自分の立ち位置が分かって面白いです。こんな感じの方に誘われる傾向です。
- マイペースでガツガツしていない。
- 収益化は考えている。
- 悪事に手を染めない。
類は友を呼ぶようで、おそらく自分もこういうタイプなのでしょう。いわゆる若手ブロガー・サロン系のクラスタと正反対ですね。
若手ブロガー・サロン系のクラスタ
- パワーがありでガツガツしている。
- 収益化を考え過ぎている。
- 悪事に手を染める(?)
常々思っていたことですが、それぞれのブロガーのスタイル、やり方は、ズバリ次の式で表すことができます。
経験値×m(マネタイズ係数)
新卒フリーランスブロガーは、基本的に売るべき経験値がありません。代表格のやぎぺー氏が、ヒッチハイク、相席屋、発信力のプロ、と少ない経験値を何とかしてブーストし、看板に掲げようとしてきた過程を見れば分かります。
経験値が少なければアクセスも集まらないため、マネタイズ(強み診断など露骨なアフィリエイト誘導、サロン運営、儲け方で儲ける)に注力することになります。
経験値が1しかなくても、100を掛け算すれば100です。だから、どんなに皮肉られようと強み診断を記事トップに貼るし、情報商材がバックエンドにある書籍へのリンクも辞さない。この辺りの「ガツガツ感」が、専門性を持つ人が多いはてなーに嫌われるところではないかと思います。
今回声をかけていただいたかもしさんは、若手ですが、専門性が高い方です。国立の音大を出ていて、作曲やピアノができますし、ほかにも強みを持っています。このタイプは、ガツガツしないし、マネタイズ係数も低めです。
- 経験値×m(マネタイズ係数) … 経験値が高まれば、マネタイズ係数は下がる
経験値が高いと、逆に欠点として、マイペースでガツガツしない(作業量少な目)、マネタイズに割と無頓着、という点が出てくるかも知れません。その場合、作業時間や、マネタイズ係数を見直すと良いと思います。
これは、自分もそのタイプで、アフィリエイト案件や特別単価など、問い合わせから声をかけて頂いても、放置してしまうことが結構あります。まあ、アフィリエイト嫌いだからなんですけどね(笑)
アフィリエイトが嫌い
アフィリエイトが嫌いなんですね(笑) 理由は何となくわかるかと思いますが、アフィリエイトサイトが嘘だらけだからです。
- 本来のアフィリエイター:企業に都合の良い情報だけからなる広告から消費者を守り、正しい情報を伝える。
- 現在のアフィリエイター:高単価の案件を優先して紹介する、社会的に評価の低い職業。商売上手というより、単なる嘘つき。
私の場合は、2014年8月にサイト構築を開始し、1年半で前職の給与を超えました。そのときの、アフィリエイト比率は2.59%しかありませんでした(アドセンス除く)。
こんなことを言うと、「自分が使って、自信のあるものだけを紹介すればよい」「悪いものは売らなければ良い」なんて言われますが、良い商品であってもそこまでやる気は出ないという(笑)
大嫌いなアフィリエイト記事を、ようやく1本書き上げた。いやあ、アフィリエイトつまらないね! 自分が使っていて、絶対の自信があるものしか参画しないけど、それでもつまらない。どっと疲れが出る。
— じゃーな! (@jarna_jp) 2017年8月23日
なんでこんなにつまらないのかと思いますが、1つのツイートに救われた思いがしました。
アフィリエイターは、単に商品を紹介する事が仕事ではなく、商品を使って自分なりの考えを展開していく、という事が仕事なのです
— SHIzu (@sydneygerson1) 2017年9月11日
この考え方が、非常に腑に落ちました(知らん人だけど)。自分のアフィリエイト案件は、楽天トラベルと教育関連のソフトがメインです。
- 楽天トラベル:身近な良い場所を紹介し、もっと旅行を日常的なものにしてゆきたいという考え。
- 教育ソフト:子どもがゲームなどにかける時間を抑制し、将来自立できるような学力を提供したいという考え。
楽天トラべルと教育関連ソフトのアフィリエイトを、曲がりなりにも継続できたのは、商品を使って自分なりの考えを展開していくというスタイルに合致していることに気づきました。
もちろん単なる言い訳だし、心理学的に言えば合理化に過ぎません。それでも、なんとか腑に落ちる旗印を掲げられることは重要かと。はてなーは、アフィリエイトが苦手な人が多いと思いますので、ご参考まで。
ブログ運営(副業)に重要なことは、かなり少ない
かもしさんとの2人オフ会(情報交換)の結果、かもしさんの経験値のなかで、ブログ記事化に向いていそうなおもしろいフィールドが見つかりました。
ブログ運営には、細かいテクニックがあるように思われていますが、いくつかの大原則を押さえてゆけば、何をどう事業化すべきで、何をやるべきかは意外に簡単に見えてきます。ネットでは、複雑なテクニックや少しずれた内容が回ることがあります。ネット上に回る情報は、優れたものもありますが、やはりどこか「調整」が入っています。
- 重要な情報を含んでいるが、多数の情報のなかにわざと埋もれさせており、初心者ではまず見抜けない。
- 重要な情報はぼかしてある。
- 個人の経験だけから立論しており、ややずれている。
私個人としては、SEOに関しては、ハイレベルな専門家から情報を買うように心がけています。意外かも知れませんが、話を聞いて良かったと思えた専門家は、全員PVや収益を公表していませんでした。
これは少し意外ではありませんか? メルマガの内容から、PVや収益公表以上の説得力を感じ取れるという。
サロンは全部だめって分かりますよね(笑)
ハイレベルな専門家は、多くのことでなく、シンプルな本質だけを教えてくれます。例えばGoogleのクローラーは、記事を読みに来てくれますが、次のことが重要です。
- クローラーは、何を読め、何を読めないのか。
- クローラーは、どこを重点的に見てゆくのか。
- 英語圏のクローラーと、日本語圏のクローラーの違いは何か。
この辺のことが分かるだけで、記事のSEO効果は、一変すると思います。もし、アドバイスを探している方がいらっしゃれば、読者ならオフ会しますので、ツイッターでお声かけください。自分にとっても役立つことが多く、費用や謝礼は頂いていません。
麺屋福丸にも寄ってきました
以前にレポートした、東京都の鴨ラーメンの新店、麺屋福丸に寄りました。つけ麺もハイレベルで、おすすめです。
(まとめ)改めてブログ運営(副業)に重要なこと~2人オフ会報告~
- 複数ブログ運営もおすすめ。意外な飯の種をみつけることができるし、1つのブログに執心しないことで、気が滅入らない。
- 時間がない、知識がないと言い訳している人は、おしょぶーさんを見習う。コンビニレポートだってやられています。若手ブロガーのように格好をつけず、まずはアクセスを取りに行く姿勢は、成功する初心者に共通。
- スタイルは人それぞれ。マイペースでガツガツしない。収益化は考えている。悪事に手を染めない。これが筆者のスタイル。
- 経験値×m(マネタイズ係数) …… この公式をもとにブログを観察すると勉強になる。経験値(得意分野)が多少でもある人は、マネタイズへのこだわりが弱い。逆に、マネタイズ係数が高すぎる人は、就職か読書が突破口。
- 「アフィリエイターは、単に商品を紹介する事が仕事ではなく、商品を使って自分なりの考えを展開していく、という事が仕事なのです」
- 私が、話を聞いて良かったと思えた専門家(3名)は、全員PVや収益を公表していませんでした。