現在注目のValuへの投資には、ビットコインが必要。そしてビットコイン自体も、相場が上下します。ダブルでの収益を狙い、6月15日に、ビットコインを購入したところ、30%の大暴落に!(2017年の記事です)
(7/11AM5:00追記)ビットコインの相場が急変しています。VALU参加の場合、注意してください!
深くお詫びいたします
コインチェックで600億円前後が消失しました(2018年1月)。筆者がコインチェックを利用してきたこともあり、当サイトでは「コインチェックは、操作画面が使いやすい」など、極めて無責任な内容を掲載しておりました。深くお詫びいたします。なお、仮想通貨の下落リスクや消失リスクについては、再三指摘してきております。該当の記事は、削除も可能ですが、責任を明らかにするため、当分残しておきます。
Valuに投資
2017年6月10日頃、Valuへの投資をはじめました。 VALUとは、簡単に言えば、次のような仕組みです。
- (じぶん株式会社)に、お金を出資する。
- その個人に注目が集まり、株価が上がった時点で売却すると、お金が増える(※買い手がつかないこともある。また、お金が減ることもある)。
- 応援したい人に、クラウドファンディングのように投げ銭する趣旨。
- 出資を受ける側は、自分でも株(VA)を持つことが大半。利ザヤが収益。
- 株式投資に似せ合法とされるが、ややグレー。お金は、ビットコイン(仮想通貨)
最初は10万円分のビットコインを購入。Valu上場の各氏に投資しました。
Valu投資の失敗例~お買い得に見えたが~
正直、失敗した感があるのは、やぎろぐ氏への投資です。株価(現在値)が10万円を超えているイケハヤ氏に対し、やぎろぐ氏は1万円程度(購入時)。Valuは、信者 支持者に株を買ってもらって、初めて相場が上がる、拡散力がモノを言う仕組みです。イケハヤ氏に対し、やぎろぐ氏が10分の1というのは過小評価かなと。
- イケハヤ氏のPV:150万/月間
- やぎろぐのPV:90万/月間
しかし、落とし穴がありました! やぎログ株の高値に注目すると、約3万円。現在値の1万円程度というのは、上がって下がった結果だったのです。
上の図は単位がビットコイン(BTC)のためやや分かりにくいですが、過去の安い相場で1株数千円程度で買った人たちが、必死に手放そうとしている段階のようです。
- 5月末のValu黎明期に、やぎログ株を1株数千円程度で購入。
- 1万円に上がる(やった、もっと上がれ!)
- 3万円に上がる(やった、もっと上がれ!)
- バブルに気づいた人が手放し始め、相場は急降下。
- 売り時を逃した人が、1万円前後で手放したがっている(誰も買わない)。
つまり、1万円でやぎログ株を買ってしまった私は、「養分」であった可能性が大です。失敗しました。
Valu投資の失敗例~投機抑制が効きすぎ、株が氷漬けに~
現在のValuでは、投機抑制の仕組みが効きすぎ、拡散力が強くない人の場合、とにかく買い手がつきません。そのため、株を購入しても、値上がりは恐ろしくスローで、かつ株を手放せないという氷漬け状態になる可能性が大です。
ビットコインは、上のように売り買い注文が多く、秒単位で取り引きが進みます。
Valuでは、拡散力が強く、取り引きが活発なホリエモン株(この図)ですら、1時間以上売買が成立しないことがあります。拡散力の低い人の場合、1週間以上売買が成立しないこともザラです。
ビットコイン投資の失敗例~損失補填のためビットコインに5万円を投資~
Valuでは、予算10万円を、やぎログ株だけに投資したわけではありませんが、やぎログ株では、現在でも8千円程度の含み損。これを何とかカバーしようと、ビットコインに5万円の追加投資を行いました。ビットコイン自体も値動きがあるため、そこでカバーできるかと。
ビットコイン(BTC)の相場は、2017年はじめは10万円前後で推移していましたが、5月上旬に20万円を超え、最近は30万円前後で推移しています。
6月15日深夜1時ごろ、珍しく29万円まで下がったため、出張先の福島県のホテルで、スマホから約5万円分を購入しました。
翌朝起きると、ビットコインが大暴落!
翌朝起きると、なんとビットコイン相場が大暴落! 結局、3日間で3割下げる大暴落となり、ニュースにもなりました。
普通の人なら、ここはかなり焦って、手放すことも考えると思います。しかし、私、株は経験値ゼロですが、競馬はプロ級。会社員時代に、賞与全額を2日で溶かした経験もあります(笑) そのため、この程度の変動は、数値の変化にしか見えません。
様子を見て、ビットコインを売却
投資額5万円程度なら平常心で回せますので、相場全体の流れを見て、30万円には戻すだろうと判断。
1ビットコイン(BTC)=303,000円で売却しました。購入時と比較すると、12,500円分の上昇。0.2BTCの取引のため、利益はわずかですが、その後も相場は上がらず、現在は20万円台ですので、売りどきは良かったと思います。単純に言えば欲張らなかったことが勝因ですが、競馬の経験が生きました。
競馬には、様々な種類の馬券があります。
- 高配当・低的中率 … 3連単・馬単など
- 低配当・高的中率 … 単勝・複勝など
競馬の投資経験から、自分の場合は3連単・馬単は検討すらしません。また、単勝・複勝で迷い、欲張らずに、配当130円程度の複勝を選び、生き延びた経験が多数あります。この辺りから、この程度の利益が限界だろうというほどほどの線は、体感的に理解しているつもりです。
※投資は自己責任でお願いいたします。
2017年8月にビットコインの相場の大暴落がある?
今後ビットコインを購入する場合は、2017年8月1日にビットコインの分裂が予想されていることに留意する必要があります。
新ルールが順調に浸透すれば、市場に全く問題はないのですが、もし旧ルール派のチェーン(レガシーチェーン)が想像以上に市場を確保した場合、2つの相場が混在し、混乱が起きる可能性があります。また、その後の流れ次第では、旧ルール派には、ビットコイン消失のリスクもあります。
※この記述は下の対談動画を根拠としています。判断は自己責任でお願いいたします。
新ルールが順調に浸透すれば、何事もなく、ビットコイン市場は継続していきますが、リスクがあることを踏まえておきます。
個人的には、動画にもあるように、両派とも収益というインセンティブを持つ以上、泥仕合にはならず、どこかで片方が折れるだろうと思います。むしろ怖いのは、7月中下旬に、投資者がビットコインを売る動きを加速させ、同時に底値で利ザヤを得たいという買いが入り込み、相場が乱高下することです。
※判断は自己責任でお願いいたします。
(まとめ)ビットコインを購入したら30%の大暴落!
まとめてみます。
- Valuは、それ自体の相場のリスクに加え、ビットコインの相場のリスクもある。
- Valuでは、高値の3分の1程度の株価(現在値)の人への投資は、リスクあり。
- Valuでは、投機抑制が強い現在は、拡散力が高い人が主な投資対象。
- ビットコインの相場は不安定。
- 8月1日のビットコインの分裂は、多少のリスク。
- 7月中下旬の、思惑による相場の乱高下に注意。
- 購入時より相場が上がっても、ほどよい利幅で手放す。
全体に、Valuはあくまでも「模擬」株式市場。実体的な会社の経営や、その拡大の裏書きがあるわけではありません。そして、ビットコインは「仮想」通貨。国や国際社会の裏書きに欠き、思惑で相場が動く度合いが高くなります。
Valu、ビットコインとも、十分に根を張っていない流動性があるものなので、分散投資のごく一部として、失ってもダメージが小さい金額で運用すべきだと考えます。
一方で、もし副業を含め、個人でビジネスを志すなら、投機・ギャンブルの経験値は意外に重要です。誤解を生む言い方かも知れませんが、お金を数字として見ることができるようになります。高額な自己投資も不可能ではなくなりますし、自分のために働いてくれた人へ、思い切った還元を行うことも可能になります。
良い言葉が見つかりませんが、善良で正義感が強い人こそ、お金に強くなり、お金を持って欲しいと思います。そのことで、この社会に何が起こるのかは、想像に難くないでしょう。