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じゃーな!

「別な人」が作る社会に引導を渡す

夢破れて 新入社員あり

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都市伝説? プレミアムフライデー導入企業って本当にあるの?

今日から新入社員の諸君。入社おめでとう。しかし……。この道は君が幼いころから夢見てめざした道だったのだろうか。初出社の日は、抑えきれないワクワク感から目が覚め8時前に会社に着いてしまっただろうか?就職しなければ生活できないから、就職できなければ体(てい)が悪いから、就活をがんばってきた人も多いと思う。もし条件が許せば、気の合う仲間たちと自主開業したり、心から尊敬できる先輩の下(もと)で働きたかったのではないだろうか。もし条件が許せば、週に3回会社に行き、1日は自宅で作業、残り3日は旅でもしながら自由に過ごしたくはなかっただろうか。

桜が咲き始め、気候が暖かく、祝賀ムードのなか、そのような実現できそうもない妄想をたどっていても仕方がないし、なにかごまかされてしまう。しかし……。今日から週5日か6日、あなたがほとんどすべて会社の都合で動く40年間が始まる。あなたは昨日死んだのだ。新入社員は1番に会社に来るのが当たりまえ。昼休みは上司に付き添い勉強しなさい。勤務時間中はデスクから離れない。お世話になっていようがそうであるまいが、電話がかかってきたらそう言いなさい(相手に感謝する気持ちなどなくてもいいのだ)。定時に上がるなんてあり得ない。お前は公務員か。仕事がなくなったら上司に仕事を指示してもらいなさい。君がきちんと野菜を採っているかなんてどうでもいいが(大人としての自己責任)、ホウレンソウは欠かさないようにしなさい。上司より先に帰るなんて、常識的にありえないでしょ?終業後の飲みも仕事のうちだ。会社は早朝に来ると情報が落ちているもの。もっと早く来なさい。それがビジネスマンだ。きみぃ、今週の土曜は出勤だよ。係長を見でごらんなさい。日曜だって出ているんだから……。果たして、これが君が望んだ道だったのだろうか?同期に遅れを取りたくない気持ちや、役職があるなら得てみたいという純粋な気持ち、社会貢献したいという意気込み、親から受け継いだ責任感。すべて会社という仕組みが余すところなく吸い込みお金に変えていく。そしてそのお金はもちろんあなたのモノではない。

しかし……。心配は無用だ。もう10年もたてばどの会社も月曜から土曜まで君たちを収奪しつくすことや、騙し続けることがいかに効率が悪いかに気づくだろう。ブラック企業が会社名を公表され批判されるのもごく最近の傾向だ。会社員にとって働きやすい環境を用意する会社もちらほらと出現している。それに強制的に厳しい流れに乗ることは非常に勉強になるし基礎体力がつく。将来転職、副業、独立などを考えているなら、この経験が必ず基礎になるはずだ。ひとつアドバイスするなら、会社とは別に収入源を作る努力をすること、会社が社員をコントロールする手段の中心である役職にこだわらないことだ。あくまで自分が決めた社会貢献の基準に沿って、自分で自分を正しく評価すればよい。他人があなたに下す評価に耳を傾けることは必要だが、役職付与権にコントロールされては意味がない。1年目は少々つらい。しかし2年目は慣れから、負担は2分の1になる。1年目はあまりまじめにやり過ぎない、評価を気にしすぎないことも大切だ。社会はあなたの仕事ひとつひとつを会社がどう評価したか、どのような役職を与えたかなどは見ていない。あなたが人生を賭け、誰にどう社会貢献をしているかに関心がある。軸を自分のなかに持ってがんばってみてほしい。

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