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ドラマ化『お前はまだグンマを知らない』第2巻を紹介~白衣大観音・富岡製糸場~ 

突然だが、あなたは群馬のことをどれくらい知っているだろうか?

まんが『お前はまだグンマを知らない』(井田ヒロト)を原作としたドラマが、3月6日(月)の深夜24:59から日本テレビ(関東ローカル)で放送される。

当ブログでは、先日、まんが『お前はまだグンマを知らない(1巻)』を紹介したばかりだ。今回、第2巻も紹介する。 

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『お前はまだグンマを知らない(2巻)』

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

『お前はまだグンマを知らない』は、チバ県からグンマ県へ引越してきた高校生が、まさにカルチャーショックを受けながら、グンマの奥深さを知る物語だ。他県との戦闘シーンもあるので、だいたい上のような表紙になっている。

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

高崎で時間が余り、駅の観光案内所で見どころを尋ねると、必ず案内されてしまうのが「白衣大観音」である。300円払い胎内に入ると、何と、観音様の肩の高さまで登ることができる。

『お前はまだグンマを知らない(2巻)』では、主人公(高校生)が拘束され、トチギ県の荒くれ者との抗争が繰り広げられる舞台となっている。

なお、高崎駅では、1巻で紹介されたグンマ名物の「焼きまんじゅう」「みそパン」「だるま弁当」「鳥めし(登利平)」も購入することができる。「鶏めし弁当(たかべん)」も人気があるが、1巻で紹介されたのは「鳥めし」の方である。

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

ワークマン、カインズホーム、セーブオン(北関東のコンビニ)を擁する「ベイシアグループ」は、グンマ県下に勢力を持つ一大企業である。

もう季節ではないが、ワークマンの防寒着は、グンマ県のからっ風に鍛えられ、安価ながら防寒性が強力なため、秋になったら思い出してほしい。

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そして高崎駅前には、ヤマダ電機の本社兼大型店舗がある。本社店舗だけあって、休憩コーナーは、「小体育館」ほどの大きさがあり、筆者はよくカフェ代わりに利用している。写真に写っているのは、全体の3分の1程度である。

ビックカメラも、創業の地はグンマ県である。ちなみに、ビッカメラは断じて「ビッカメラ」ではない。筆者が大学生の頃、気になって池袋店店員に聞いたことがある。店員によると、創業者が東南アジアかどこかで、木登りが上手い現地の子どもが「ビック!ビック!」と歓声を集めているのを見て、それを店名にしたとのこと。意味は、素晴らしい、マーベラス的な感じとのことであった。

ペヤングもグンマ。

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

『お前はまだグンマを知らない』1巻に引き続き、富岡製糸場は2巻でも登場する。グンマ県の農家では、大がかりなスペースを割いて、蚕を飼っていたことが紹介されている。蚕は「お蚕様」と呼ばれ、人間よりも大切にされたのだ。

あなたも会社で、使えなくてクビにしてほしい部下や上司を、「おかいこ様」と呼んでみてはどうだろうか?

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政府の依頼を受け、モデルとなる製糸場を作る場所にグンマ県を選定したのは、フランス人のポール・ブリューナ氏である(多摩や長野も候補だった)。ポール・ブリューナ氏が優れているのは、例えば、木の柱(和)とレンガ積み(洋)を折衷させた、木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう)を導入したように、グンマ県の風土や人を大切にしたことだ。だから、彼が去ったあとも、富岡製糸場は大切に守られてきたといえる。

富岡製糸場といえば。世界遺産指定で混雑のイメージがあるが、ブームはとっくに去っている。特に冬場は大苦戦しており、ぜひ訪ねてほしい。

【現地取材】富岡製糸場の観光と見学所要時間&歴史ガイド - トラベルジャーナ

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

『お前はまだグンマを知らない(2巻)』には、富岡製糸場、白衣大観音のほかに、草津温泉もたっぷり登場する。観光ガイド代わりに読むには、おすすめの巻である。

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出典:『お前はまだグンマを知らない(2巻)』(井田ヒロト)

『お前はまだグンマを知らない』恒例の地元ネタは、グンマ県の小中学校の校歌には、たいてい「山」が入っているという話である。

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 高崎線を走る特急「草津」号の車窓である(2017年1月)。関東人は、山を見たくなると、つい長野に目が向いてしまうが、群馬県は、特急「草津」や高速バスで行ける場所が多く、かなり安く済む。穴場の温泉も多く、サービスが良くお得である。

ぜひ、ドラマの『お前はまだグンマを知らない』を見て、実際に群馬県を訪ねてみてほしい。

(まとめ)『お前はまだグンマを知らない』第2巻も紹介~ドラマ化決定!~

ドラマ版『お前はまだグンマを知らない』の放映は、日本テレビ(関東ローカル)で、3月6日(月)の深夜24:59から始まる。ドラマだが30分尺で4話完結である。1時半には終了。

第1話の予告編。

楽天Koboで『お前はまだグンマを知らない(2巻)』を購入したところ、身に覚えのないポイントが付いており、0円だった。メール攻撃などの難点もあるが、見に覚えのないポイントがつくのが楽天風だ。電子書籍は、はてなではAmazonがデフォだが、スマホでも読め、便利である。

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『お前はまだグンマを知らない(1巻)』の紹介記事も、自分としてはお気に入りである。

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