読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

じゃーな!

「別な人」が作る社会に引導を渡す

「新卒フリーランス」議論の大きな見落とし

広告

新着記事 
都市伝説? プレミアムフライデー導入企業って本当にあるの?

(^^)/ 「新卒フリーランス」という言葉が話題になっています。

「新卒フリーランス」議論の大きな見落とし

www.jimpei.net

 人気ブロガーの八木仁平さんは早大商学部を出てエンジニアとしての内定を得ていましたが、研修段階で辞退。ブログを軸に生計を立てる道を選択しました。

これに対し宮田レイシープさんがエントリー。会社は新入社員に対しコスト度外視の研修を施していると解説。貴重なタダで研修を受けるチャンスを棒に振ることに警鐘を鳴らしました。

新卒が無償で研修を受ける権利について

f:id:travel_jarna:20160328113358j:plain

企業は自力で稼ぐことのできない新入社員に1年程度の「稼がなくてもよい期間」を設定しています。私自身も戦力外スタッフとしての現場経験、上司の営業訪問への同行、外部研修への参加、経験を積むための獲得を度外視した新規営業と様々な経験を積むことができました。

一方ブロガーというのは、今の時代の「作家さん」であり、多種多様な経験を積んだ含蓄が求められます。芥川賞の羽田圭介さんも会社員を経ての専業作家になっています。

――卒業後専業にならずに就職したのはどうしてですか。

羽田:まあ、新卒採用で就職できるのは1回しかないので、その機会を使ったほうがいいだろうなというのと、社会人経験があったほうがいいのかな、というのがあって。一番は、いきなり専業作家になるより就職したほうが、親が安心するかなと思ったんです。

実質的なスキルがないにも関わらず高く評価される「新入社員カード」を使わなければ損という意見には納得できます。羽田圭介さんは又吉直樹さんと同時受賞ということもありテレビでもよく拝見しますが、一言でいうと押しすぎず引きすぎずの安定感があり、コメントも常識からずらしつつもずれ過ぎない安定ゾーンを突く印象があります。会社員経験が、作家として安心感につながっているのです。この「安心感」を醸し出すことができることが、会社員経験の大きな財産です。マナーも一通り習いますし。

ブロガーも会社員経験があったほうが良い?

f:id:travel_jarna:20160328123757j:plain

ブロガーも会社員経験があったほうが良い。大枠ではそう思います。むしろブロガーとして安定してきた後も、請負契約などで実業も引き受ける「双業」がよいでのではないかと思います。質量ゼロの情報を売る仕事に対するイメージはまだまだ低く、大根だとかじゃがいもだとか質量が大きいものを扱う仕事を好むのが日本人の特徴です。DASH村的なものです。

しかし会社員の「新卒研修」は、自立する力を根こそぎ奪う

しかし注意したいのは、会社員の新卒研修は悪くない額の給与がもらえてしまうという点です。独立事業を始めたことがある方にはうなづいて頂けるはずですが、どの事業も初めの1年の収入の低さは特筆ものです。精神が弱ければ間違いなく自死を選ぶレベルです。質量がゼロの電子情報を扱うため設備投資コストが薄い情報分野でも、当初は1日10円程度の収入。ここから這い上がるのです。

新入社員は、何も生み出していない状態で十分な給与を手にできます。このことが「自分で稼がなければ食えない」という珠玉の経験から自身を遠ざけてしまうのです

私見ですが新入社員には、収益を上げた分しか給与を支払わなくてよいと考えています。この制度になれば、どうやったら契約を取れるだろうか、今日の営業はレンタカーより電車で安く済まそうか、昼飯に1000円かけてる場合じゃないぞ、と「珠玉の経験」を手に入れることができます。こうして自立して稼げる社員が育つはずです。したがって、私は固定給をもらいながらタダで受けられる新人研修に対し「タダより高いものはない」と思うわけです。

じゃーな(^^)/

www.jarna.jp