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バド田児賢一は今 永久追放の背景と現在の様子

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バドミントンで、2013年まで全日本選手権を6連覇し、ロンドンオリンピック日本代表にも選ばれた田児賢一選手が、闇カジノ通いで永久追放(2016年5月)。現在はマレーシアにいるようです。

田児賢一の永久追放の背景とネット炎上

田児賢一選手は、墨田区のカジノ店で大金を動かしていただけでなく、海外のカジノにも相当通い詰めていました。明るみに出ると、本人は

「海外でギャンブルに熱中した行為自体に後悔はありません。こんなことを言うと、反省していないと叩かれるかもしれない。それでも、僕はあの勝負事は、スポーツ選手として自分を成長させてくれたと今でも思っているのです」

と発言しました。田児賢一選手のこの発言は、ネットで「ギャンブルでスポーツ選手として成長するはずがない!」などと批判され、炎上してしまいます。

「ギャンブルでスポーツ選手として成長するはずがない」と決めつけた輩(やから)は、スポーツでどれほどの実績があり、またギャンブルの経験値がどれほどあるのでしょうか? 私は、スポーツの経験は浅いですが、ギャンブルは極めたことがあります。だから、田児賢一選手のことを半分しか語れない。

「ギャンブルでスポーツ選手として成長するはずがない」と個人的に思うのは勝手ですが、世の中には「自分に分かること」と「分からないこと」があるのを知るべきです。スポーツでトップに立った者にしか分からない心理もあるでしょう。経営の経験はおろか、人の上に立ったこともない、一介の人間が、マクドナルドの経営に「失敗」した、原田泳幸を、不用意に疫病神とこき下ろして良いはずがない。分からないことを前にして、なにかを思い込み、すぐさまキーボードを叩いてしまう。このことに、人は慎重になるべきだと思います。

もちろん、国内の違法カジノは、反社会的勢力とのつながりがあり、スポーツ選手としては即アウトというのなら分かります。また、田児賢一選手は当時は本音を言うべきではないとの指摘も正しいでしょう。自分を鍛えるはずだったギャンブルにはまり、結局成績を落としているのだから何をか言わんやという指摘も、甘んじて受けるしかないでしょう。

しかし、一度はトップに立った人間が、ギャンブルとスポーツでの勝負は通用する部分もあるかもわからんね、と言っているのだから、素人はあいそうですかちょっと検討してみますね、と答えればいいだけでないか。浅薄な常識だけに依拠して、反射的に「ギャンブルでスポーツ選手として成長するはずがない!」と叱りつけてどうなるのかと思うし、どの立場がそうさせるのかも問いたい。年齢は上なのかもしれないが、実績は下でしょう? 例えば、羽生結弦に高説を垂れる経験と実績とがある人はどのくらいいますか。

「ギャンブルには、負けん気の強さも必要でしょう。ここぞというときに、勝負に出る必要があります。バドミントンの試合においても、その気持ちは必須ですし、攻めに出るときはリスクを背負って前に出ていく必要があります。なので、田児の主張が正しくないとは一概に言えないと思います」 

バドミントン愛好者に聞くと、このような意見が返ってきました。はてなブックマークで、「メンタル鍛えるのにギャンブル以外の方法を教えてくれる人は周りにいなかったのか」とありましたが、せめてこのレベルの見識でコメントをしてほしいです。

田児賢一のいま現在の様子

2016年4月、日本バドミントン協会から永久追放の処分を受け、翌日には所属のNTT東日本から解雇された、田児賢一は、5月にマレーシアに出航しました。その後、マレーシアのプロリーグ・パープルリーグ(MPL)でのプレー試みますが、日本側の意向を受けたパープルリーグ側から、拒絶されます(2016年5月)。日本バドミントン協会側は、公式には国外での活動は規制しないと表明していますが、裏側でのやりとりがあったようです。

しかし、2016年12月には、パールルリーグの試合に出場。世界ランク25位の香港の魏楠選手に、ストレート勝ちを収めました。日本バドミントン協会側は、具体的には関知しないとの立場です。恐らく、海外での活動までも封じ込める動きに対し、厳しすぎるのではとの批判が当たっため、態度を軟化させたのでしょう。

パープルリーグの最高経営責任者(CEO)は 「(賭博については)マレーシアとは状況が異なるが、日本ではペナルティは受けなければならない。しかし、誰にもセカンドチャンスが与えられるべき」と話しています。

ギャンブルは国によって規制が異なります。背景には、どの国も問題点を認めつつ、税収や観光事業として、重要な位置づけをしているからです。つまり、ギャンブルが良いか悪いかというのは、その時代、その国の恣意的な判断になります。

日本バドミントン協会から永久追放され、翌日会社をクビになった田児賢一選手に対し、傷に塩を塗り込むように「ギャンブルでスポーツ選手として成長するはずがない!」と、一方的に批判した輩(やから)は、今の状況をどう思っているのでしょうか? ギャンブルの複雑な歴史や背景をどう考えていたのか。匿名なら、有名人に対してなら何を言ってもよいのか。1人のプロスポーツ選手としての人生はどう扱うべきのか、様々な波紋を残しましたが、現在田児賢一は、新しい居場所を見つけたようです。

www.jarna.jp

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