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じゃーな!

「別な人」が作る社会に引導を渡す

マックが嫌われ、吉野家が嫌われない理由

増田風

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久しぶりに吉野家に行った。炭水化物が「チョイ悪食材」になった今、肉とごはんって不健康。玉ねぎ少ない。思い起こすに吉野家は倒産を含め何度も経営危機があったけど、ゾンビのように復活している。それはひとつに「強力な固定ファン」の存在もあるのではないかと。吉野家が好かれている理由は、味にこだわりがあることもあるけれど、多くの人にとって「若いときに安い牛丼で助けてくれた店」だからかと思う。若くてお金がないときは、湧き上がる食欲をどう始末するかが問題。その問題に答えを出してくれたのが吉野家。だから何かあったら恩義を感じた「元若者」も援護する。

マックはなぜ嫌われるのだろう?マックも不健康だけど低価格で若い人を助けてきたではないか。ハンバーガー3つを持ち帰ってインスタントコーヒーなら300円で済む。吉野家との違いは肉質のひどさだろうか?叩かれても叩かれても副食材やフレイバーのアレンジに逃げ「まずい」肉に手をつけない。原価率を低く抑えようとしている点が嫌われているのか?調べてみると古いデータだが吉野家牛丼並盛の原価率(人件費を含む)は実に9割ほど。マックなんて1割だろう、と思って調べたらハンバーガーの原価率(人件費を含む)は、飲食店平均より高く5割近くある。マックは商売が意地汚いから嫌われているわけではなさそう。

この辺りまで調べて気づいたのだが、米飯を中心とした吉野家は潜在意識で「母ちゃん」のイメージと結びついているのではなかろうか?「若いときに助けてくれた店」というだけでなく、母ちゃんのイメージ。白いご飯、おふくろの味というだけでなく、お椀のデザインやカーブの感じまで含めて。皇室御用達(ごようたし)ではないが、マザコン御用達であるのが吉野家の強みである。

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