じゃーな!

「別な人」が作る社会に引導を渡す

1日50円ブロガーが底辺労働者を激怒させた一言

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 1日を50円で売ることにした30歳ブロガーが「1日を買い取ったから日雇い労働をしてお金を振り込むように」と言われ、50円の入金後もかたくなに辞退し炎上しました。

togetter.com

「あなたがぼくの身になったらどう感じるのですか?それは嬉しいですか」と奇妙に正攻法の説得を試みていますが、そもそもがネタに対するネタの応酬ですのでやや違和感を持ちます。宮森はやと氏は、かつて政治家を志望していた真面目な方なのでこのような「大ネタ」が来るとは予期していなかったのでしょう。

日雇い労働をしつこく強いたのは、恐らく20代で名古屋近辺在住のブルーアイズ高卒ドラゴン氏です。好きな食べ物は「寿司」のようです(大ネタ)。

ブルーアイズ高卒ドラゴン氏の素性は明らかではないですが、ツイッター上では自宅が火災にあい、理系の大学を中退しホームレスになったという打ち出しをしています。少なくともお金には困っていたようで、低時給で販売の仕事をしたり、治験のアルバイトに応募したというツイートもありました。全体にどこまでがネタなのか不明瞭ですが、「時給が低めの仕事で苦労している」という点は事実としてありそうです。

宮森はやと氏がブルーアイズ高卒ドラゴン氏を怒らせた理由

www.miyahaya.com

ブルーアイズ高卒ドラゴン氏は、時給が低めの仕事で苦労している。すると宮森氏がミスをしたのはブログの次の文面ではないでしょうか?

ぼくはMacBookAir以上の重いモノを持たない主義ですが、例えば引っ越しの依頼であればがんばって持ちます。

インターネットは頭脳労働ですので、体を動かさずに稼げてしまうこともあります。予想外に簡単に利益が発生することもあります。しかしその要因は宮森氏の才覚ではなく、インターネット技術そのものにあります。先人が血の滲むような努力で積み上げてきた技術です。より踏み込めばインターネットが肉体を酷使せずに利益を生み出す源泉は、情報の本当の姿である「電子」の質量が極めて軽いことにあります。

例えば冷蔵庫なら、工場で重い部品を運ぶ場面もあるでしょう。トラックに積み込む場面もあるでしょう。家電量販店では、裏のエレベーターから台車で搬入しなければなりません。しかしインターネットでモノを売る場合、サイトに電子的に情報を置いておけば電子的に注文が入り収益が入ります。実際に倉庫から持ち出し配送する作業は、どこかのアルバイトが担うことになります。インターネット事業と額に汗する実業。宮森はやと氏とブルーアイズ氏には、このような関係性があります。

このブログでも何度も述べていますが、インターネットに携わる人間は自分の才覚でなく技術の時流に乗って稼がせてもらっていることを1秒たりとも忘れてはなりません。上りのエスカレーターに乗っている以上、少しの努力で大きな成果が出ることはあります。

江戸時代の商人もそうだったのではないでしょうか

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江戸時代の商人もそうだったのではないでしょうか。農民や職人は、なぜあの人達は野菜も道具も作らずに我々以上の稼ぎを得ているのだろうか?と感じます。このとき商人が、それを自分の才覚だと思い横柄に振る舞えば、疲弊した農民による倉庫の打ち壊しという当然の結末を得ます。史実に詳しくないので断言はできませんが、江戸期の商人が農民に嫌われないために励んだような記録も残っているかもしれません。

翻って現在、士農工商になぞらえられる形で、士農工商「情」のような時代が来ています。無理に図式に当てはめれば、公務員、農家、ブルーワーカー、会社員、インターネット事業者(ブロガーを含む)のような社会です(農家は会社員より収益性が悪いが尊敬されるようなバランス)。新しい超効率産業に従事するインターネット事業者は、社会では妬まれ蔑(さげす)まされがちですが、収益性は高いです。しかし、その収益性は瞬間的な産業構造から来ているのであり、己の才覚でも何でもありません。

ぼくはMacBookAir以上の重いモノを持たない主義ですが

このような軽薄な言葉は、ことの本質を理解していれば絶対に出てこないはずです。宮森氏が現代のアジールである「ハイパーリバ邸」を創業するなど社会性を持った活動をしていることは知っていますが、それだけに不用意な言葉でした。

平日のカフェでお茶したとか発信するのはおやめなさい

カフェでお茶しながら話すなどでも全然OKです。
ブロガーであれば、ブログ相談にも乗りますよ。(ブログ相談は1時間程度でお願いします。)

「カフェでお茶しながら話すなど」も不用意に感じます。確かにインターネットに関与すると、平日の昼間に空調の効いたカフェ等でノートパソコンをいじっているような局面もなくはないですが、あからさまにする必要はありません。そこであなたが飲んだり食べたりしているものを、どこのだれがどのように作り提供したのかに思いがおよびます。

会社員(営業マン)だってときには勤務時間にこっそりスーパー銭湯に入ったりしますが、そのことをあからさまに発信することはありません。「今日は愛用のMacBookAirを持ってカフェ。フラペチーノうまい」など馬鹿な発信をしているのは、インターネット事業者だけです。己の馬鹿さ加減に気づくときです。

「あなたがぼくの身になったらどう感じるのですか?それは嬉しいですか?」これは宮森氏がブルーアイズ高卒ドラゴン氏を諭した言葉です。しかしブルーアイズ氏も同じことを考えたはずです。

服装も違う……

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スーツを着なくて良いのは独立当初は嬉しく軽装を主張したいのもわかりますが、安定してきたらもうやめましょうよ。個人的な主観ですが髭も必要ないです。

タモリがスーツを着ている理由をご存知ですか?

タモリ: この業界入って4~5年目にウチの事務所の社長と会っている時に服装を注意されたんですよ。俺、服装に興味もなく趣味もなかったんで、(普段は)Tシャツの上にカーディガンのデカイの着て普通の綿のパンツ履いて「どうも社長、おはようございます!」なんてやってたんで。社長が「お笑いというものは見方によっては汚く見られる場面がある。だから普段はきちんとした服装をしろ」と言われたんです。

萩本: 普通なら、その年齢だと、「そんなのは自由じゃないか」とか考えなかったの?

タモリ: 考えなかった。そう言われた時に、客観的に自分がイグアナをやってる姿を思い浮かべて「汚いな」と(笑)。それで大体、スーツ着るようになったんです。

出典:http://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/10/31/152013

「お笑いというものは見方によっては汚く見られる場面がある。だから普段はきちんとした服装をしろ」 

「インターネット事業者というものは見方によっては汚く見られる場面がある。だから普段はきちんとした服装をしろ」

 分かりましたか?

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 こっちのほうがずっと良いですね。

www.jarna.jp