とらべるじゃーな!

#別な人が作る社会に引導を渡す

書生・キック氏のツイッター有料コンサルについて

国民生活センターに、年に7千件!もの苦情が寄せられる情報商材。もちろん氷山の一角です。商品はPDFなどの情報ですので、材料費はタダ。何千部売れても原価は増えない、大変なうま味のあるビジネスです。そのため、詐欺師が集結し、過去に数え切れないほどのトラブルが起きています。

図 情報商材に関連する相談件数

情報商材に関連する相談件数(2018年は途中経過。国民生活センター)

noteもサロンも情報商材!

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まず確認したいのは、芸術作品などを除き、noteは情報商材であるということです。お金が稼げることを匂わせて、情報を売る訳ですから、情報商材の要件は十分に満たしています。スタイリッシュなデザインに騙されてはいけません!

サロンも情報商材!

また、気づいている人が少ないですが、ブログ運営系のサロンも情報商材です。ブログ仲間づくりなどを建前に募集されていますが、よく見れば必ず、インフルエンサーによる情報提供など、金儲けが匂わされています。

PDFなどの文字情報でないため、見抜けない方も多いようですが、サロン内での口頭によるノウハウ指南は、お金稼ぎの情報そのもの。口頭による情報商材です。

コンサルと情報商材の違い

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一方、コンサルはどうでしょうか? 情報商材やサロン同様、うさん臭いイメージがあると思いますが、実質はかなり異なります。

  • 情報商材(サロン含む):歴史的に詐欺行為が横行。サロンは、ネット掲示板閲覧権でお金を取るのと同値であり、1人1人の指導や成果の保証がない。オーナーが気が向いたときに降臨する、比較的楽な商売であり、問題をはらむ。
  • コンサル:面談またはチャットワークなどで、1人に対し1回1時間程度の時間を取ることが普通で、成果もはっきりするため、手は抜きづらい。良心的なコンサルもかなり多く、悪用しなければ善良な商品。

コンサルは、受講者が倍になれば、倍の手間ひまがかかります。そのため、金儲けしか主眼にない人は、まず避けて通ります。逆に継続的にコンサルを行う人は、良心的な可能性があります。

※1回きりの、予習なしの思いつきのアドバイスは、コンサルではありません。カウンセリングする時間と同時間の準備を行い、事前に独自の基礎教材を渡すのが適切なコンサルです。

炎上したイケハヤ書生・キック氏のツイッターコンサル

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イケハヤ書生のキック氏が、ツイッターのフォロワーを増やすコンサルを募集したところ、ツイッターでアンチ界隈からの批判が相次ぎ、炎上しました。内容は、フォロワーを千人増やせば2.5万円の費用を請求するというもの。

次のような批判がありました。

  • 高すぎる。ぼったくり。
  • ツイッターのフォロワーを増やしてどうするのか?
  • 友達を増やすのにお金を取るようなビジネス。ありえない。

勉強不足または批判のための批判ではないか?

いかがでしょうか? 2.5万円は確かに高い気がします。しかし、5千円のサロン生を5人獲得するビジネスより、善良性の評価はできます

  • サロン  …   仲間づくりを売りにしますが、会員はお金を稼ぐ方法が分かると思って加入します。実際には、腕達者が、ときおり口頭で何か情報を述べるだけであり、1人1人への管理はありません。実質的に、有料の掲示板です。
  • キック氏のコンサル …  フォロワーを千人増やすための個人指導です。こちらの方が、商品としては善良だと感じます。
ツイッターはフォロワーの属性をそろえればビジネスになる

ツイッタービジネス

ツイッターは、フォロワーの属性さえそろえば十分にビジネスになります。とくにインスタでは、成功者も出ています。消費者が広告より、体験談を求めていることに背景があります。

筆者の持つ、ブログ運営をつぶやく弱小アカウントにでさえ、有難いことに、いくらでもお金を払うというお声がかかることがあります(1円も頂いていません)。

ツイッターのフォロワーを増やしてどうするのか?、友達を増やすのにお金を取るのかという批判は、お門違いであることがわかります。

界隈を変えるために

現在、いわゆる界隈は、文書または口頭による情報商材をメインとしたビジネスモデルです。20代をターゲットに、お金稼ぎをテーマにしたnoteやサロンを販売します。ほかには、ツイッター等での集客を生かしたアフィリエイトや、個人スポンサーぐらいです。

(注)界隈:イケハヤ氏を中心としたまとまりの通称

個人スポンサーにしても、ブログ運営等で収益化を図っている人が、寄付することで名簿をバックしてもらうような側面もなきにしもあらずで、かつてのブログ運営主体から、情報商材一色に塗り替わった気がします。

ブロガーは退潮、ツイッターが主流に

界隈の活動のベースは、かつてのブログでなく、ツイッターに変わりました。ブロガーではなく、ツイッタータレントビジネスというべき様相です。

界隈は「インフルエンサー」、アンチ界隈は「ツイッター芸人」などの我田引水の表現を使いますが、ツイッタータレントという表現がもっともフェアでしょう。Googleの進化で、コンテンツ(経験値)がない人が稼ぎにくくなったため、その穴を、20代という若さ、個性、フォロワー数などの実績で埋めて行くことに本質があります。

情報商材をツイッターで売るビジネスに収斂(しゅうれん)しつつある界隈。そのなかで、コンサルという、1人1人に対して時間をかけ汗をかくビジネスを売る界隈生が現れたのは、1つの進歩だとも言えます。

アンチ界隈は、会社員ディスリビジネスと同レベル?

一方、アンチ界隈の一部に見られる問題点として、界隈ボーイズの全ての発言にあらを探し攻撃しようという傾向が挙げられます。

※下線部を追記しました。出稿時不正確な表現であったことを深くお詫びいたします。

 

例えば、安倍首相の発言を多数用意すれば、全てを賞賛することも、全てを批判することもできます。色眼鏡を通して対象を見ているので、認知が歪んでしまうのです。サラリーマンを腐す、界隈憎しという気持ちは分かりますが、一呼吸置き、ツイートそのものを澄んだ目で判断する必要があります。

全てを一律に批判するのは、会社員ディスリビジネスと同じです。

全否定は界隈を利するだけ

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いわゆる界隈側の発信を、何から何まですべて批判する一部アンチ界隈の傾向は、かえって界隈の結束を固めてしまいます。

※下線部を追記しました。出稿時不正確な表現であったことを深くお詫びいたします。

 

私事ですが、私は、キャリア教育系の企業を経て、予備校で講師をしてきました。よくアンチ界隈に分類され、その自覚もありますが、アンチ界隈である前に、1人の教育者です。皆さまも、界隈生の人生の先輩であることを思い出してください。

また、日本経済が低調ななか、学歴、会社、常識といった枠組みに加護を受けられない層があることに是非思いを馳せてください。彼らが教育、会社勤めなどを否定するのは、これまでにメリットを享受できなかったからですが、学ぶことは何歳からでもできるのです。

確実なプロセスで界隈の改善を!

サロンやnoteなど、情報商材系のビジネスを20代が焚きつけられ、キャリアの多様性を失ってしまうことは、看過できません。何とかブレーキをかける必要があります。

全否定をやめ、界隈の変化は素直に歓迎することで、良心的な層を界隈内に作り出し、界隈を改善してゆくことは不可能ではありません。もうその芽はあちこちに出てきています。

キック氏の変節

さて、キックがイケハヤ氏の書生になったのは、2018年4月。9月時点では、サロンに頼らず、ブログの検索上位で何とかしようと試みた時期があります。良心や躊躇(ちゅうちょ)は、確かに存在したのです。

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しかし、そうは問屋が卸さず、2018年10月以降、サロン(月額2500円)やnoteにも手を出してしまっています。上の数字は、サロンを含む情報商材のうま味を如実に示します。

本人は、サロンは別に悪いビジネスではないと言うと思います。しかし、それは後づけの面もあります。20代の場合、ことの善悪よりは食えるか食えないかが先立ってしまいます。20代のあの漠然とした不安を、あなたは思い出せませんか? 

もちろん、情報商材にも良いものがあるように、サロンも、主催者が参加者全員の顔(アイコン)と名前を覚えて、ネット上を必死にかけ回って汗を流せば良いものになります。そこに期待するしかないでしょう。

キック氏に見るビジネスの善良化

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さて、キック氏のnoteは、1万6千字あり780円の値付けであり、相対的には善良だと思います。かつての界隈からは、同様のnoteが6980円で発行されましたが、大きく改善したと思います。購入者に簡易的なコンサルをつけたのも評価できます。

上は、キック氏がnoteで公開しているノウハウに基づいたツイートです。確かに界隈内のいいねやRTが起爆剤になってはいると思いますが、7万RT、18万いいねを獲得したのは、それだけでは説明がつきません。

キック氏のツイッターコンサルに対し、自分なら無料で教えるという批判もありましたが、上のような反響を獲得できていなければ、まだ言う権利はないでしょう。

キック氏はイケハヤの書生だから叩かれて当然?

究極的には、キック氏は、イケハヤの書生だから叩かれて当然という意見もあるでしょう。確かにイケハヤ氏は、少なくとも6方向に対して、問題と言える行為を行っています。特に①は人権、②③は人生設計に関与するため、重要です。心情的には、④の会社員ディスリビジネスに不快感を覚える人も多いでしょう。

女性全体に対するもの

自らが理事(=対外代表)を務めていたNPOで起きたセクハラ行為を、業務の範囲外とし、自身の管轄責任も認めませんでした。世の女性全体に対する背信行為と、言わざるを得ません。

生き方につまづいた20代に対して

生き方につまずいた20代に対し、大学や会社を辞めてツイッターやブログで生きるように促します。しかし、サロンやnoteで情報料を取り、あとは自己責任。これは大きな問題です。

つまづいている人に対しては、それまでのキャリアや現在地を洗い出し、ニュートラルな立場で進路の複数候補を示してあげることが、本人に最もメリットがあります。

投資方法を探している人たちに対して

イケハヤ氏は、投資商品をブログで紹介し、アフィリエイト収入を得ていますが、正体不明の投資案件を紹介したり、基本的な知識や運用方法のミスを何度も書いています。

投資で何十万、何百万ものお金を失うのは一瞬です。自分の情報が原因で、お金を失った人の思いや生活苦をイメージしたことはあるのでしょうか?

以下のサイトが詳しいです。

b-87gimeronpan.hatenablog.com

④ 会社員に対するもの

よく知られているように、炎上によるフォロワー獲得を狙いとして、会社員のあり方そのものを否定する発言を繰り返してきました。真摯に仕事に取り組んでいる人たちを、この上なく怒らせてしまったことは事実です。

⑤ IT業界で働く人たちに対して

IT業界で働く人たちは、自分の携わった技術で世の中が良くなればという思いを強く持っています。炎上を起こして強くしたドメインで、20代や暮らし向きが大変な人に対して、情報商材(note、サロン)を販売し、不十分な知識でアフィリエイトを仕掛けてゆくことは、とても悔しいはずです。

⑥ ブログ運営を志す初心者に対するもの

ブログ運営を志す初心者に対して、様々な有償を含む教材を頒布していますが、書生からブログ運営での成功者が出ていない事実があります。彼自身が炎上でドメインを強くしてきた過程があり、ネットが成熟した現在、再現性は非常に厳しいです。

イケハヤの書生だから叩かれて当然なのか?

このように、イケハヤ氏の問題は、一部は犯罪すれすれともいえる問題であり、書生や門下生が一様に批判されるのは、やむを得ないのかも知れません。

界隈生は20代がほとんど

しかし、考えてほしいのは、イケハヤ氏はもう立派な30代であるのに対し、書生や界隈生は20代です。会社員の方は、自分の大学生時代や20代の頃を思い出してみてください。かなりやらかしていますよね? 忘れてしまっただけで。

社長が逮捕された会社の社員に、暴言を吐いたり、石を投げつけたりはしないでしょう。オウム事件での、木村裁判長の判決文が思い出されるところです。

およそ師を誤るほど不幸なことはなく、この意味において、被告もまた、不幸かつ不運であったと言える(一部を略しています)

いま、界隈の改善のためにすべきこと

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界隈生は、よく見てゆけば、イケハヤ氏との思想的距離に、個人差がかなりあります。一律に批判をするのは合理的ではありません。少し過激な言い方ですが、界隈からイケハヤ氏(とその周辺)だけを切り離すことが、ベターな処方箋です。もう少し穏便に言えば、イケハヤ氏にリーダーではなく、名誉会長のようなポジションに立ってもらうことです。

イケハヤ氏の存在というよりも、一定の規模の中でリーダシップを取っていることが問題なのです。イケハヤ氏を否定しているわけではなく、彼がリーダーシップを取るのは問題ではないか言いたいのです。

現在も、かつて情報商材で財を成した人、東大出でインフルエンサーを目指している人、良心的と思われていたインフルエンサーなど、続々と界隈に集結しています。もはや一網打尽にできる規模ではないと、気づいてください。

(注)イケハヤ氏自身にも、評価できる点はたくさんあります。例えば、① SNS全盛期になるずっと前から、まるでそれを見越したような、軽快で無駄のない文体を世に出してきました。スマホ時代に完読されるブログの文体としては、イケハヤ氏の文体は、ベストアンサーと言っても過言ではありません。② 若い世代に口を出す人は掃いて捨てるほどいても、お金を出す人はわずかです。たけし軍団を養ってきた、ビートたけしさんくらいではないでしょうか。イケハヤ氏は、継続的に書生制度を取り、実際に月10万円のお金を出してきました。この点では、私はイケハヤ氏を目標としています。③「まだ東京で消耗してるの?」のコピーは、ネットユーザーに広く浸透し広告にもよく使われます。ヒットコピーを出した実績は、素直に評価すべきです。

叩いて回ることには意味がない

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界隈の改善のためにすべきことは、イケハヤ氏の書生や界隈生の発言全てを叩いて回ることではありません。そのような発信者は、書生や界隈ボーイズからそっぽを向かれ、結局アンチ界隈同士でいいねを付け合うという、意味のない事態に陥ります。

アンチ界隈の有名どころである、肉級氏、はらですぎ氏、付利意雷布亜氏級の拡散力になれば、鋭い批判だけを続けることに、意味があります。検索で上位表示し、新規参入者への警鐘となるからです。

逆に言えば、はてなブックマークを数百レベルで何度も得た実績がなければ、全員を全面的に批判してゆく手法は、あまり意味がありません。

澄んだ目で個々を見て必要な支援をしてゆくことが必要!

やるべきことは、界隈のイメージを一度宙づりにして、しっかりと個々の個々の発信を澄んだ目で見てゆくことです。挑発的なアイコン写真や、「バカなのに月収……」という謎のコピーに惑わされないでください。それは、ターゲットに刺さるようにそうしているだけで、実際に会うと、ただの大人しい20代ということもあるようです。

すると界隈ボーイズのなかにも、葛藤や良心が見えてきますし、表には出ないイケハヤ氏や周辺へのアンチテーゼも良く見えてきます。

この新しい流れと共同し、女性、会社員、IT業界の人、独立事業者と連帯できる界隈に変えてゆくことが、もっとも実現可能性が高い処方箋です。知識や知恵がある人は適切なアドバイスをしてゆくべきです。歴史上、アドバイスを1つもくれず、批判だけをよこす人の意見が通った試しがありません。

誰よりも得をするのは界隈生自身

そして、界隈生に、もっと多様な選択肢や、より正確な知恵や知識が流れて行けば、誰より得をするのは界隈生自身です。いまのやり方で、30歳、40歳と続けられるはずがない。そのことには、薄々気づいているはずです。

また、イケハヤ書生、門下生というだけで、否定的に見られ、いわれなき批判を受けるデメリットもなくなります。過去には、界隈生のやぎぺー氏が、キャンピングカー生活を始めただけで、公園の水を盗む、コンビニのトイレを盗用など、いわれのない叩きを受けました。無論、叩く方が悪いのですが、そうしたリスクはなくなります。

インターネットを取り巻く状況に、新しい流れが必要な時だと思います。新しい酒は新しい革袋に盛られるのです。

 

お知らせ

冷戦時代にもホットラインがあったようです。今週、イケハヤ書生のキック氏と直接対談の機会を作りました。もし、伝えて欲しいことがあれば、ツイッター、コメント、はてなブックマークのいずれかでお知らせください。

界隈生の方へ

界隈方式よりも幅広い視点で、あなたの強みを生かした、ブログ運営法やキャリアの立て方をアドバイスします。キャリア指導系企業在籍の経験がある、独立事業者です。SNSは複数運営しており、フォロワー数は合計1万6千程度です。ツイッターからお声かけください。現在、有料のアドバイスは行っておりません。

ブログゲートウェイ@とらべるじゃーな (@travel_jarna_b) | Twitter

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