とらべるじゃーな!

#別な人が作る社会に引導を渡す

独立3年半 初めてのブログ運営報告をします

会社を退職し独立をし3年半が過ぎました。これまで一切行っていなかったブログ運営報告をすることにしました。初めて収益額も提示します。

運営報告を行わなかった理由

これまで運営報告を行わなかったのは、海外は知りませんが、日本では個人が収入を明かすことは基本的にはマナー違反だからです。

会社員でも、給与を明かしている方は1人もいないはずです。また、比較的ノールールで激しい競争が繰り広げられているラーメン屋さん界隈を例にとっても、収益を公開しているお店は1つもありません。もしお気に入りのラーメン店が、先月は100万円の収益でした!と店内に掲示すれば、飯がまずくなると思います。

それにも関わらずネットでは、収益の公開が盛んなのは、2つの背景があります。

  • 初心者の方 … 収益公開は読者受けするコンテンツであるから。
  • 中級以上の方 … 収益公開によりサロン収入を意図しているから。

※サロン … ブログの運営論を学べるという名目で参加費を徴収するサービス。

初心者の方の収益公開は、金額的にも少な目であり問題はありません。自分もよくのぞきに行きます。一方、中級者以上にも関わらず、収益を公開している人は、売るべきコンテンツがない、あるいは本業の収益が少ないという理由で、サロン収益を意図していることが大半だと思います。

売るべきコンテンツ(これまでに得た知見)があり、本業が成り立っている人は、一般的には収益公開をしていません。また、コンテンツ不足により、当初収益公開をしていても、本業が軌道に乗れば止める人もいます。

今回に限り、運営報告を行う理由

今回に限り運営報告を行おうと考えたきっかけは、(26歳、新卒2年目で、公務員を辞める)おっくー氏の記事がツイッターで回っていたことにあります。おっくー氏は、理系の大学院を出ており、ざっと見た感じ、正しい方法で展開すれば、生計が立つレベルに到達する素材だと思います。

しかし、現状のサイト構成は非常に多くの問題があり、これは彼が影響を受けているプロブロガー系の人たちが発する、再現性のない方法論に問題があるからだと考えます。現在、ブログ運営で生計が立つという話は、プロブロガー系の方、とくに有料サロン運営の主催者またはアドバイザーになった履歴がある方から発信されることが多いです。

一方、専門サイト運営者やアフィリエイターなど、経営に成功している人が収益報告を発信されることは、まだ少ないと感じます。彼らは再現性がある方法論を持っていますが、あまり公にすることはありません。特にアフィリエイターは、運営サイトがライバルに知れ渡ると、構成や記事をコピーされ事業が立ち行かなくなる事例も出ているので、一部を除き、表舞台に出てくることはあまりないです。

  • プロブロガー(=サロン)系 … キャラクター確立を主眼とした方法論は、芸能人として売れるに近く再現性がない。また本業収益が厳しい人ほど、サロンからの収益を含めた張りぼてとも言える収益報告で、あらたな参画者を募る。
  • 専門サイト運営、アフィリエイター … SEO論、ビジネス論など、再現性がある方法論を追求している人が多いが、収益報告はメリットがないため、余り行われていない。

このような状況で、新たな参入者が、お互いにつながりを持つプロブロガー=サロン系の方の情報網に引っかかてしまうケースが多くなっています。これは、ある意味ではライバルが減ることになるので放置をしても良いのですが、きちんとした人には助け舟を出すのも、人としての正道だと思います。

現状、専門サイト運営者や、アフィリエイターは、組織化されておらず、中心となる人もはっきりしないので、情報網が薄い状況です。そのため、少しでも非サロン系の立場から、収益状況やノウハウを流してゆくことが必要だと思い、今回収益報告をすることにいたしました。

2018年3月の収益報告

すでに諸々が確定している、3月の収益報告です。

収益構造と改善策こそ収益報告の主眼なのですが、まず額面が気になるところかと思います。多くのサイト運営者は、月7桁の収益を大目標にしているケースが多いです。最近は、1年程度で月7桁に到達する方もいます。自分の場合は、2018年3月に、3年半かかり、7桁の約8割程度の収益でした。決して早い方ではないですが、旅行・教育をメインとしたサイト運営であり、独立後1年半は悪いイメージがあったアフィリエイトも控えていたため、十分な成果だと考えています。

親族や知人に対して、運営している全サイトを公開できますし、アフィリエイトしている全商品も公開できます。オールホワイトでも、3年半で、この程度の金額にはなるということを特に強調したいです。

過去に犯した過ちについては、それを明らかにしています。

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なお、収益はあくまで瞬間最大風速であり、6月以降は下がり、(施策しなければ)冬には大きく下がる見込みです。また、税金、社会保険関係、そして年金の支給額の差(厚生年金と国民年金では、給付額に月10万円もの差があります)を加味すると、半額に換算して、正社員の給与と同じ感覚として扱えることをご留意ください。例えばフリーランスで月に30万円稼いでいる人は、会社員に直すと15万円程度の実勢収入となります。

続いて主眼となる、収益構造と改善策です。

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  • 30%台をGoogleアドセンス広告が占めています。運営サイトは、ワードプレス中心に10ほどあり、ジャンルは、旅行と教育がメインです。いずれも収益性が非常に低いジャンルのため、総記事数は1000以上あります。
  • 楽天、Amazonは5%程度です。月々の旅館代程度は捻出できます。
  • アフィリエイトは20%程度です。教育機器の紹介がメインです。
  • 通信講座が20%程度です。ESなど文章の添削講座と、競馬予想メルマガが半々くらいです。
  • 講演料も20%程度。学校に出向いての講演です。エージェントの仲介で仕事を獲得します。

収益報告から分かる改善策

① Googleアドセンス

独立後3年半で書いた記事は、約1000でした。実際には、すでに運用していないブログや、削除した記事もあり1300くらいでしょう。ちょうど1日1記事になります。楽なペースのようですが、自分の場合、記事を書き込み何度も見直す方ですので、1日かかることもあります。とくにスタート時は、1日3記事程度は書き上げた方が良いです。

自分が、ある程度アドセンスの収益を伸ばせたのは、SEOをきちんと学んだことに尽きます。塾(30万円程度)に1回、コンサルに2回(数万円程度)参加しています。情報は全てネット上に無料で存在すると言われますが、誤った情報やぼかした情報も大量にあり、まるで砂金探しをするような状況です。また、見逃せないのが、今知るべき知識なのか、後でも構わない枝葉の知識なのか、区別ができないことです。中級以上になると、効率よく情報を仕分けできますが、ネット上に無料でというのは無理があり、必ず身近にアドバイスを聞ける人を獲得してください。なお、サロン系の情報は、雑記ブログでタレント化するという方法論であり、再現性が薄いです。実際にサロンを経て成功したブロガーを何名挙げることができるでしょうか? 食えているサイト運営者やアフィリエイターは、名乗り出ないだけで星の数ほどいます。

改善策としては、旅行系の記事の収益性が悪すぎることです。サイト運営には、入口(集客)、中身(コンテンツの質と導線)、出口(収益化)の3要素が必要ですが、国内旅行を扱う場合、収益化の手段が非常に少ないです。旅費は、JRや航空会社に納めますし、もし楽天トラベルで1万円の宿泊予約をして頂いても、100円の収益です。1日かけて取材して記事化しても、JR、航空会社、旅館やホテル、そして8%前後の手数料を獲得できる楽天に貢献しているような形になります。もちろん、旅行記事は息抜きや趣味的要素、読者への貢献要素もあるので、お金に換算できない価値はありますが、仕事のなかでの比重を上げ過ぎないようにし、記事を効率よく仕上げることが改善策です。

旅行記事の場合は、出発前に枠組みを作っておき、極力現地で仕上げるのがポイントとなります。例えば以下の記事は、旅行当日の夜には上げています。また、ある程度テンプレートを作り、1つ1つ構成を考えることを避ける、ミニマリスト的な考えかたも有効です。

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なお、扱うテーマに出口 (収益化)の要素が薄くても、Googleアドセンスでは、ユーザーの検索履歴から適切な広告を掲出してくれるから大丈夫という考え方もあると思います。確かにその機能はありますが、やはり出口を意識した記事にはかないません。例えば、日記を20本丹念に書いても、たった1本の、検索で上位表示されたダイエット記事にはとうていかなわないということです。

例えば、日記を訪問した読者のなかに、たまたまダイエットに興味がある人がおり、Googleアドセンスもダイエット広告を表示したとします。しかし、その人が、いまその瞬間にダイエットに心が傾いているとは限りません。一方、検索流入の方は、ダイエットに心が傾いた瞬間にサイトを訪ねます(Google提唱のマイクロモーメントの理論)。どちらが成果につながりやすいかは、火を見るよりも明らか。だから、常に出口を意識した記事を書くことが重要なのです。サロン系は、雑記で大量に読者を集め、アフィリエイトできるものを貼る(あるいはアフィリエイト記事に誘導する)という理屈ですが、マイクロモーメントを理解すれば、完全な誤りであることが分かります。

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【改善策】旅行記事を質を落とさず効率化

② 楽天、Amazon

楽天トラベルのアフィリエイトは、じゃらんなどと比べ圧倒的に成果につながります。改善策としては、旅行サイトのPVを増やしてゆくこと。どんなサイトでも、知らせる知見やSEOがある程度、的を射ていれば、どんどんPVは伸びてゆきます。

しかし、数百記事を超えると急に伸びなくなる傾向があると感じます。これは、リライト云々よりも内部構成だと思います。逆に言うと、サイトを作り始める段階では、書けば伸びるので、内部構成を厳密にプランニングするのは面倒。しかし、いつかそれを後悔する日が来ます。もちろん、初心者の場合、まずは書いてみることが大切ですが、中級者の場合、内部構成をプランニングしてから始めるのが鉄則と言えます。

Amazonはほとんど貼っていないので、特に見解はありません。検索から流入する記事で、関連書籍が売れる傾向は感じます。もちろん悩みが深いという入口を持った記事です。

【改善策】既存サイトの内部構成の見直し

③ アフィリエイト

アフィリエイトには悪いイメージがあり、当初は避けていました。売るためだけに作られたサイト、料率が高い順に並べたデタラメのランキングなどなどです。また、ダイエット、酵素ドリンク、FX、脱毛エステ、育毛剤、キャッシング、クレジットカードがアフィリエイトすべきジャンルという風説も、アフィリエイトをやりたくなかった理由です。ひいき目に見ても、怪しい商品ばかり……。

しかし、良く調べてゆくと、現在は、親族や知人に対面で売れるような商品のアフィリエイト案件も増えてきています。また、ダイエット、酵素ドリンク、FXなどの分野は、アフィリエイト中級者向けのジャンルであり、必ずしも手を出す必要がないことに気づきました。

そのため、独立後1年半たった時点で、教育機器などのアフィリエイトに参入しました。アフィリエイトは、自分が得意かつ、少しマニアックな分野を発見できると、面白いように利益が発生します。自分の得意分野のなかで、知名度が低くまだ飽和が起きていないが、悩みを一気に解決できるような商品を発見することが、1つのカギになると思います。

現在、そのような分野を、新たに1つだけ発見したため、今後サイトを作ってゆこうと考えています。

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【改善策】アフィリエイトも可能な新たな専門サイトの構築

④ 通信講座

通信講座は、ESなど文章の添削講座と、競馬予想メルマガが半々くらいです。自分のサイトから集客しています。大きなポイントは、値決めが自分でできるということです。Googleアドセンスやアフィリエイトは、値決めが出稿企業となり、価格の変動や出稿の停止のリスクもあります。

今後副業を始めたり、独立を考えたりしている方は、収益の分散化も必要ですが、同時に自分で値決めできる商品を持つことも非常に重要です。せっかくの副業や独立にも関わらず、取引先の都合で右往左往するのはもったいない話です。そのそも副業や独立には、会社の理不尽な要求を許さないための後ろ支えという面があります。

そのような意図もあり、当ブログでは、#別な人が作る社会に引導を渡す、を旗印に掲げています(プロフィール)。

また、値決めのさいは、ついつい良心的になり、安く設定してしまいますが、販売可能な適切な値決めをすることが重要です。おすすめは、定員制を敷くこと。定員がいつも埋まっているような状況なら、値段が安すぎるサインです。もちろん内容の充実は、大前提となります。なお、通信講座的なものは、会社員経験とくに営業の経験があるとスムーズに運営できます。

※一般にリスト取りと言われる手法も非常に有力です。ただし、リストの属性(興味、関心、年齢、住まい、悩み等)を揃えても、メルマガを投げたタイミングがマイクロモーメントとは限らないため、反響はそれなりです(もちろん雑記ブログより良い)。

【改善策】適切な値決め/サイトの導線改善で申し込み者を増やす

⑤ 講演

得意分野がある方は、講演の仕事などもぜひ獲得したいです。何より、インターネットビジネスに比べ、分かりやすくイメージが良いのが特徴で、自己紹介をするさいにもスムーズです。自分の場合は、以前予備校勤務だったため、教科指導や進路指導などの案件を獲得しています。話す人数は、多くても300人ほどです。

ただし、あまり依存しすぎると、仲介エージェントのご機嫌取りのようになってしまいますので、ある程度絞っています。また、ほかのエージェントに契約を移す道も残し、対等な取引になるように心がけています。

【改善策】現状維持(講話内容を強化する)

備忘録(改善策まとめ)

旅行記事を質を落とさず効率化/既存サイトの内部構成の見直し/アフィリエイトも可能な新たな専門サイトの構築/適切な値決め/サイトの導線改善で申し込み者を増やす/現状維持(講話内容を強化する)

(まとめ) 独立3年半 初めてのブログ運営報告をします

以上、独立3年半 初めてのブログ運営報告をします、でした。現在、専門サイト運営者やアフィリエイター、あるいは実業メインでサイトを補助的に使っている人が、稼ぎ方という面で情報発信をあまりしないため、多くの人がサロン系の再現性が薄いノウハウに貴重な時間を奪われているように感じます。

放置しておけばライバルが減るだけです。しかし、人道的な面、あるいはインターネットの健全な発展のためには、そうも言っていられないでしょう。状況が改善することを祈って、微力ながら運営報告を上げました。次回は月7桁を達成した時点を考えており、そのあとは運営報告を行わないつもりです。自分の事業のなかで、2回だけ行う運営報告の1回目の記事でした。

現在、ブログ・サイト運営の教科書作りに着手しています。

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(参考)キャラ立ては不要なのか?

当記事から、キャラ立ては不要と読めるかも知れません。大きく言えば、キャラは補強材料であり、コンテンツが強い方が成功率は高いです。しかし、20代ならキャラもある程度見てもらえます。その間に、知見を広げておき、30代に備えると良いでしょう。30代以降は、どうしても、専門性を見られます。ある大物ブロガーがほとんど自身の記事をバズらせることができなくなったのも、不思議なことに30歳前後です。

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